家作りでは風の向きを考慮した窓の設計が大切です。
夏の暑さを家の中に入れないためには断熱と夏の日差しを室内に入れない工夫が大事です。家の中が暑くなってしまうと、暑さから家を守ってくれた断熱によって、夜涼しくなっても室温が下がりません。ちょうどガラスのコップに入れたお湯は直ぐ冷めるけど陶器のカップとか断熱材入りのマグカップのお湯はなかなか冷えないことと同じです。
昼間は熱を遮るのに有効な断熱ですが
夜になって外の気温が下がっても
いつまでたっても暑いという結果を招くことがあります。
こうならないようにするには
窓を開けて風をいれあった待った空気を外に出すか
エアコンで空気を冷やすことになります。
窓がたくさんあればあるほど涼しくなります。
でも窓だらけだと
壁が少なくなるから地震に弱くなります。
窓が大きくなれば日差しが入りやすくなるから
室内が暑くなる危険度が増します。
窓は断熱性能が他と比べると低いので、
窓を大きくすると家の断熱性能が落ちます。
1 窓と壁のバランスを取って地震に強くする。
2 窓の大きさをコントロールして十分な断熱性能を得る。
3 窓から風が入るようにする。
これら三つを同時に成り立たせて
風が入りやすい窓
室内の熱を外に出す窓
を設計しなくてはなりません。
そのためには家の立つ地域の風向きを知っておく必要があります。
これは東京の風向きを表すレーダーチャートです。
もちろん他の地域のデータもあります。
きわめて大切なデータです。
それは↓↓↓にあります。
http://www.jjj-design.org/technical/meteorological.html
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