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2012年5月20日 (日)

家とか建築をつくることへの憧れは『古寺巡礼』との出会いから始まりました。

_1806459_101229家をつくることが仕事です。家も建築の一つです。その建築をつくることへの憧れは『古寺巡礼』との出会いから始まりました。

いろいろ言ってもしようがないので
抜き書きします。

《和辻哲郎『古寺巡礼』 岩波文庫版P46》
 この心持ちは一体何であろうか。
 浅い山ではあるが、とにかく山の上に、
 下界と切り離されたようになって、一つの長閑な村がある。
 そこに自然と抱き合って、優しい小さな塔とお堂とがある。
 心を潤すような愛らしさが、すべての物の一面に漂っている。
 それは近代人の心には
 あまりに淡きに過ぎ平凡に過ぎる光景ではあるが、
 しかしわれわれの心が和らぎと休息とを求めている時には、
 秘めやかな魅力をもって
 われわれの心の底のある者を動かすのである。
 古人の抱いた桃源の夢想
  ーそれが浄土の幻想と結びついて、この山上の地を択ばせ、
   この池のほとりのお堂を建てさせたのかも
   知れないと思われるが、ー
 それをわれわれは自分たちと全然縁のない
 逸民の空想だと思っていた。
 しかるにその夢想を表現した山村の寺に面接して見ると、
 われわれはなお
 その夢想に共鳴するある者を持っていたのである。
 それはわたくしには薫きであった。
 しかし考えてみると、
 われわれはみなかつては桃源に住んでいたのである。
 すなわちわれわれはかつて子供であった!
 これがあの心持ちの秘密なのではなかろうか。
     ---------------------------------ここまで

何度も何度も原点に返りながら毎日を暮らしていきたいです。

 
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