50の幸福な家という本を読んでいます。
住宅を掲載する雑誌でもそうですが
新築すぐの家ばかり掲載してあります。
『建築家が建てた50の幸福な家』は20年以上のときを経過した家の取材記録です。
もっと素敵かなと思うのは
幸福な家といった視点でしょうか。
デザインが優れているとか、性能が優れているか
ではなくて
幸福な家なんですね。
いろんな意味を含んでいるのでしょうが、
まず一ついえるのは
その家が大事にされていて
住む人が丁寧に扱い、ときによってはリフォームも加えて
住み続けていることなのでしょう。
その家の住み心地は想像するしかないし
家に住み続けてる方の大切にすることも違ってきますから
すばらしい家が幸福ともいえないような気がします。
けれども
何十年も手を入れながら住み続けるということは
幸福な家の証しとなるでしょう。
その秘訣はとなると
何なのでしょうか。
オーダーした家ということでしょうか。
現在の要求をオーダーしたのはもちろんでしょうけれど
出来た家がお気に入りで
その後の手入れも受け入れる奥の深さまでも
オーダーできたということなんでしょうか。
とはいいつつも
今の状況を満足できない家では幸福な家はスタートできませんね。
だからといって贅沢をしようというわけではありません。
大事にしたいところを
今考えられる最善の形に確実にすること
だと思います。
大事なことは人それぞれですから
ここはよくよく整理して家づくりに向かったら
幸福な家になるように思います。
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