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2009年11月 9日 (月)

遣り方(やりかた)を行い家づくりがスタートしました。

_sna0770_2868_2今日は「長期優良住宅先導的モデル・チルチンびと地域主義住宅」2棟目の遣り方(やりかた)です。左は水貫の位置を出しているところです。水貫は水平をとる横に引き渡す板材のことです。

そして水貫の上に柱の芯を表します。
このマーキングをもとにして基礎の位置を決めて作り始めます。

_sna0779_2877
 
 
遣り方(やりかた)は「やりかた」の語源ともいわれています。
ところでこの遣り方とは鳶(とび)職の別の名前です。
鳶(とび)は高所で作業をする職人です。
家づくりでいえば梁の上を歩いて木を組み上げる職人のことです。
この木を組み上げることを木遣り(きやり)ともいいます。
意味は木を遣り渡すということです。
ここから鳶(とび)を遣り方ともいいます。

家づくりの鳶(とび)は一般的に基礎を作る地ならしも行います。
それで、今日行った基礎工事の準備作業を
「遣り方(やりかた)」と呼んでいるのだと思います。

遣り方(やりかた)とは作業の名前とおもっていたのですが、
作業を行う職人の名前でした。

このように家づくりでは歴史が息づいています。


おきてがみ

 
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