「長期優良住宅」の要件である省エネ性とはなんでしょうか。
「長期優良住宅」は省エネ性、耐久性、耐震性、可変性、メンテナンス性、工事の履歴、定期点検について一定の水準を満たすものです。そのうちの省エネ性とはどんなものでしょうか。その主要なことはQ値です。
Q値は
建物の内部と外気の温度を1度としたときに、
建物内部から外界へ逃げる時間あたりの熱量を床面積で除した数値です。
外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、
各部位の熱損失量を合計したものを延床面積で割って計算します。
断熱性が高いとQ値は小さな値となります。
暖めた家の気温が下がりにくい家のQ値は小さい値になります。
冷めにくい家にすれば
暖房エネルギーを小さくすることができます。
よって省エネ性において優れていることになります。
「長期優良住宅」のときのQ値の水準が決められています。
そのQ値は関東地方に平野部では2.7です。
仮に
自然回帰の家での断熱材を
床をウール60mm厚
壁をウール100mm厚
小屋をウール100mm
にしたときのQ値は2.6くらいです。
これはどんな仕様かというと
難しい仕様ではありません。
この仕様を少し改良していけば「長期優良住宅」のなかの
省エネ性をクリアできますね。
ルンルン!ではないでしょうか。
ルンルンで家づくりをしましょう。
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