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2009年3月 9日 (月)

家づくりの現場を少し離れて建具屋さんの紹介です。

P1020403_3お客さんとの打合せの途中に自然回帰の家の家の建具をつくっている長谷川建具さんにお邪魔したら、こんな立派な門の引き戸を見せられました。手づくりの木の家「自然回帰の家」の大切な建具の紹介です。

長谷川建具さんの作業場に入ったら障子の桟が加工してあったので
デジカメで下の写真を撮ったのすが。。。。

01

そうしたら、
「もっといいのがあるから、それ、撮ってよ」
といって運び出されたのがこれです。

P1020402

とある舘の門の引き戸なんだそうです。
 
 
この引き戸を横から見ると

P1020403_2

その材料の骨太さがわかるでしょうか。
厚さは7cmくらいです。

普通の戸は3cmくらいで、重厚感のあるものでも3.6cmですが
これよりはるかに骨太です。
 
 
さらにこの引き戸の裏を見ると昔ながらの閂まであります。

これが空いている状態です。
そしてこれ、引き戸を閉めるとその重さで自然と栓が落ちるんですって。

P1020404_2
 
 
閉まった状態はこうなります。
これを開けるのには、表から錠前をさして、
栓をグイッと上げて、引き戸を引くのだそうです。

P1020405
 
 
まさしく時代劇に出てくる引き戸なんですね。
こんな時代的な建具は初めて見ました。
 
 
見せてもらい、お茶まで出していただき、
そしてその横には現在建築中の障子の上桟、下桟が加工して置いてあります。

02

小さい穴が見えますが、
この穴の中に障子の紙を貼っている細かい桟が組み込まれます。
 
 
今日は家づくりの現場を少し離れて建具屋さんの紹介でした。
 
 
 
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コメント

こんばんは
重厚ですね~
錠前をみたら、実家の蔵の引き戸を
思い出しました。
今は、ボロボロですが・・
魅力ありますよね~(^-^)v

桧原さん こんばんは
古くても素敵なものはいっぱいあります。
こんなことを現代の家づくりに反映させられたら幸せです。

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