夫と妻の中を取り持ち手づくり木の家でなぐさめられれば最高です。
《猛(たけ)き武士(もののふ) の心をもなぐさむるは歌なり》
これを手帳にはさんで何度も何度も読んでいます。
これは古今和歌集の仮名序と呼ばれる部分の
一番最初にあります。
そこを抜書きします。
《和歌(やまとうた)は、人の心を種として、
万(よろづ)の言(こと)の葉とぞなれりける。
世の中にある人、事・業(わざ)しげきものなれば、
心に思ふ事を、見るもの聞くものにつけて、言ひだせるなり。
花に鳴く鶯(うぐひす)、水に住むかはづの声を聞けば、
生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける。
力をも入れずして天地(あめつち)を動かし、
目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、
男女(をとこをんな)ののなかをもやはらげ、
猛(たけ)き武士(もののふ) の心をもなぐさむるは歌なり。》
(古今和歌集・仮名序より)
どうでしょうか。
心が落ち着きませんか。
私はほっとします。
《心をなぐさむるは歌なり》までくると、ぐっときてしまいます。
心をなぐさめるのが家であってほしいです。
家づくりでも
このように、夫と妻の中を取り持ち
手づくりの木の家でなぐさめられれば最高です。
家づくりの理想です。
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