プロ意識がノーを言わせ、なぜノーなのかをわかりやすく説明するのが家づくりです。
今日は散髪してさっぱりしました。いつものように「耳がはっきり見えるように短くお願いします」とオーダーしました。けれど、思ったように短くはなりません。こんなところは家づくりも同じようです。なんで思った通りに短くならないのでしょうか。
いつも同じ店に行きます。
前の行きつけの店でも同じようなことがありました。
「耳がはっきり見えるように短くお願いしますと」
と、いつものようにオーダーします。
ほんとは地肌が透けて見えるくらいに短くしたいんですね。
けれどお店の方は
「そこまで短くすると」
「髪が立ってきますから、そこまで短くできません」
私の心の奥では
「そんなこといわずに、短くして失敗したとしても自分のことなんだから、
言ったとおりに短くしてくれ」
というのと
「まあ、ここはプロの言うことを素直に聞くか」
と、行ったり来たりです。
お店の人はやはりプロとしての、発言をしてるでしょう。
短くしてといわれたら、オーダーされたとおりに短くすればいいわけです。
でもプロ意識が芽生えるものなのでしょうね。
結局、自分のオーダーは取り消され、プロに委ねます。
そして、最初のオーダーよりは長い髪だけれど満足して店を出ます。
これと同じことが家づくりでも起こります。
建築主のオーダーが
無理なことや、法を犯すことや、技術的に破綻をきたすことであれば、
ノーと言います。
言われたとおりにやっていれば、その場は丸く収まるのですがね。
将来において問題が出てきますから、ここはやっぱり「ノー」といいます。
このときに何故「ノー」なのかをわかりやすく説明できるかどうかが
優れた家づくりのプロの分かれ目です。
ここを肝に銘じて明日も家づくりに励みます。
千葉工務店/「自然回帰の家」は ← ここをクリック
最後まで読んでいただいてありがとうございます。この記事が良かったな、参考になったな、明日も読んでみたいな、と思われましたらランキング投票バナーをクリックしてくださいませ。
↑ソーシャルブックマーク登録ボタンです。
« 理想とする姿を描いたシーンを書き写しておきます。 | トップページ | 夫と妻の中を取り持ち手づくり木の家でなぐさめられれば最高です。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 近くを歩いて保存樹木や他を圧倒する緑に気づきました。(2012.05.09)
- 快適な新居で読書?居眠り?でも今日の再発見があります。(2011.09.27)
- ゴムがちぎれそうでしたが今日の節目で上昇気分に転換です。(2011.08.09)
- 地鎮祭を行う予定の現場の近くでカチッカシャと織機を見ました。(2011.06.23)
- 気分だけでもすっきりとしたくて、するような気がして、似合わないね!とよく言われるのですがここのところはこれを聴いてます。(2011.06.22)
「 ●家づくりに思うこと感じること」カテゴリの記事
- ブログ再開。家の根源と本質な快適と自然素材(2017.08.02)
- 家を建てるための地盤と基礎をつくるための地盤調査(2015.09.29)
- 自然回帰の家モデルハウス 地盤調査の結果が思ったより良くて(2015.09.28)
- 自然回帰の家の新モデルハウスの室温予測です。(2015.08.24)
- 新築する家の風通しはとても良くなる! そう確信しました!(2015.08.08)
この記事へのコメントは終了しました。
« 理想とする姿を描いたシーンを書き写しておきます。 | トップページ | 夫と妻の中を取り持ち手づくり木の家でなぐさめられれば最高です。 »
コメント