家づくりのDNA「手作りの木の家」を見据えて現代の家を作ります。
つい最近の休日のことですが、その日は朝早くにお客さんとお話をしました。その後は、休日でもあったので、遊びに出かけました。そこで、左の土壁の窓を見てきました。ホントに思いつきで車を飛ばして、なんだか行きたくなったのでした。
茨城県石岡市の常陸風土記の丘まで行って、
竪穴住居や曲り屋などを見てきました。
石岡市には国府があり古代の常陸の国の中心でした。
さて、これは8世紀頃の遺跡から復元したもので
住居・工房のようです。
これは土塗りの建築を復元したものです。
上と同じ遺跡群にあるお役所的なブロックにあるもので
管理棟のようです。
まさしく土で壁ができています。
窓は、土を塗りこまずに開いているだけです。
もっと時代が新しくなると
このように縁ができたり
縁と室内の境には障子ができたりします。
同じ国でも時代が違うとかなりイメージが違ってきます。
家は時代を追うごとに変化し発展しています。
いまこの時代でも家づくりは変化しています。
同じ木の家といっても、いわゆる古民家とはどこか違います。
屋根の材料は違うし、壁も土塗り壁ではなくなり現代の工法によります。
でも建築がないと室内作業はできないし
家がないと寝て食事して休養はできません。
ここだけは今も昔も変わりません。
この変わらないところで現代でも家づくりは続きます。
長く続く家づくりですから、家づくりのDNAがあるのでしょうか。
あると思っています。
それが「手作りの木の家」だと思っています。
こんな土台を見据えながら現代の家づくりを今日も明日も頑張ります。
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