《新しき責任の時代》を思いながら家づくりをしたいです。
オバマ大統領の就任演説がありましたね。その中で《新しき責任の時代》というのがありました。これは自主独立と自己の尊厳を守ることの他に他者の尊厳も最大限に守り、結果として自分も他人もそして地球も大事にするということですよね。
日本でもグリーン・ニュー・ディールが発表されました。
オバマ大統領は地球温暖化対策をすると宣言しました。
環境のことを考えるとどうしてもコストがかかります。
自分一人で何かをするより、
他者と協力してことをなそうとすると、
対話をしたり説得をしたり、気持を理解したり、
なにかと多くのプロセスが必要です。
けれど、一人でできることは限られます。
自分のことだけ考えると、廻りの汚したりします。
車の中からゴミをドアを開けて地面に投げ捨てれば、
自分の車の中だけはきれいになります。
自分の身のまわりは気持ちよくなるけど、
ゴミを捨ててきた駐車場はその反対です。
汚いところには車を止めたくないですから、
その駐車場はひょっとしたら廃墟になるかもしれませんね。
こんなこと、常識の範疇でしょうが、
実際にはこれと似たようなことで一杯です。
自分だけ儲かれば良く、
自分の買うものだけ安ければ良いとの心で、
家づくりが進むならばどうでしょうか。
効率化するために合板をバンバン使ったり、
ボンドで手軽に止めたり、
手軽に人のままになる工業製品に頼りすぎたり、
結果的に利益は上がり、安価な家を提供できます。
しかし、合板やボンドから発する有害なもので家の中は汚染されます。
つくる課程でも悪影響はあるし、
家の寿命が尽きたときには廃棄物となり地球を汚します。
こんなことはやめにしたいです。
自己も他者も地球にも責任を持つべきです。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
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今の現状地球環境を考慮すると、太陽光発電しかりでお金がかかります。
これをドイツのように国が積極的に、応援する姿勢が必要です。環境や健康に配慮した家に住むために個人負担が大きくなる今の現状では、本当に厳しいですよね。
投稿: gonsuke | 2009年1月23日 (金) 11時28分
gonsukeさん こんばんは
個人負担が増えすぎないような制作も必要ですし、
そうなるような働きかけも必要でしょう。
なにはともあれ、できることからはじめたらと思っています。
投稿: tatsuro | 2009年1月25日 (日) 18時05分