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2008年12月 2日 (火)

「規矩準縄を正す」家づくりの大工技術から生まれた言い伝えです。

規矩準縄を正す」を学びました。「きくじゅんじょうをただす」と読みます。「物事の基準を正し、きちんとする」という意味です。

「規矩準縄」の「」は、
「円を描く」という意味です。一点を中心にして円を描くことであり、曲線の基本となります。

」は、
「方形、直角」をあらわします。
単に「矩(かね)」といえば直角を意味します。
よく「そこは矩(カネ)ね」といえば「直角だね」ということです。

」は、
「水平」を意味します。
水平でない面から、直角に立ち上げても、立ち上がったものは真っ直ぐには立ちません。ですから上に立てていったりするときの基準です。

」は、
「垂直、鉛直」の意味です。
柱は垂直にたっていないと、いつかは倒れがひどくなり、ついには寝てしまいます。

規矩準縄」というのは大工技術のことです。
大工職人は水平はあくまで水平に、直角はあくまで直角に、指金などを用いて正しくものを作り出します。

これと同じように、邪は許さず、正しいことを真っ正直に行うべきですね。
これを「規矩準縄を正す」といいます。
素晴らしい言い伝えです。
私も家づくりでも普段の生活でも規矩準縄を正します
 
 
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コメント

こんばんは
おじゃましてます。
そういえば・・八正道と
言うのがありましたよね(^-^)
先人たちは、いろいろ
教えてくれますね!
potipoti..

桧原湖北部之公一さん こんばんは
いらっしゃいませ。
そうです。いっぱい見習うべきことがありますね。

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