なかのひと


GoogleAnalytics


« 「月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ」はおいといてメルマガもよろしくお願いします | トップページ | ピカソの「ドラ・マールの肖像」を観て余計なものをはぎ取ろうと思い立ちました。 »

2008年10月18日 (土)

大正時代の和の住宅「旧朝倉邸」を訪ねました

P1010429_3渋谷の代官山のヒルサイドテラスから
瓦葺きの家と木立が見えます。
今日、訪ねてきました。
ここは
旧朝倉邸といいまして、
大正時代に建てられたお屋敷です。

 
まずは玄関から。
勝手口はあるようですから、お客さんを迎える玄関です。

P1010380
 
 
中に入って各室を巡っていると面白いものがありました。
これは戸のレールなのですが、木製のレールです。
普通なら金属であったりします。
現代では戸全部がアルミ製ですね。

P1010403
 
 
さらに歩くと、絵の書いてある板戸がありました。

P1010408
 
 
お屋敷の奥まったところには
静かな座敷と、中庭が静まっています。
中庭の向こう側が寝室のようです。

P1010423_2
 
 
この中庭から振り返るとお座敷があります。
ここは親密な関係の方を通すためのようで、
お茶室とも連絡しています。
朝倉邸で最も素敵なところかなと思います。

P1010429_4

ここは杉の間といわれているようです。
柱も杉のようでした。だから杉の間?

畳に座り障子の向こうの木々を眺めるなんて、
なんて贅沢なんでしょう。
ずうっと居座りたくなります。
そして後ろの中庭でさらに潤ってくる。

優しい過ぎていく時間が感じると言ったら伝わるでしょうか。
とにかく、一押しの空間です。

いいなあ! と、過ごしたひとときでした。
 
 
 
千葉工務店/「自然回帰の家」は ← ここをクリック
Banner_02_66   にほんブログ村 住まいブログ 自然素材へ   
最後まで読んでいただいてありがとうございます。この記事が良かったな、参考になったな、明日も読んでみたいな、と思われましたらランキング投票バナーをクリックしてくださいませ。

WebPhoto←はweb拍手ボタンです。クリックして拍手と声援を下さいね。


« 「月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ」はおいといてメルマガもよろしくお願いします | トップページ | ピカソの「ドラ・マールの肖像」を観て余計なものをはぎ取ろうと思い立ちました。 »

●家づくりに思うこと感じること」カテゴリの記事

 ●古い家,建築 家づくりの歴史」カテゴリの記事

コメント

都心にこんなお宅が残っていたのですね。
風情があって素敵です。
誰でも見学できるのですか?
サイト見ても見学どうぞ、というアナウンスは見当たりませんでしたが。。。。

ビルダーナースさん こんにちは
誰でも見学できます。雰囲気もよくて誰でも大歓迎といった感じです。
私が入ったときも多くの方が来られていました。
さらに係の方が一生懸命に掃除もされていました。
掃除されている方も、いらっしゃいませと挨拶もいただきました。
入場料は100円です。
是非いらしゃってくださいませ。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大正時代の和の住宅「旧朝倉邸」を訪ねました:

« 「月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ」はおいといてメルマガもよろしくお願いします | トップページ | ピカソの「ドラ・マールの肖像」を観て余計なものをはぎ取ろうと思い立ちました。 »

このブログ内での検索


  • Google

    Web全体
    このブログの中

最近のトラックバック