『ルビコン』という歴史書を読み始めたら「市民」がキーなのかなと思いはじめました。
最近。『ルビコン』を読んでいます。
左が表紙です。
お金儲けだけのためと思われる憤慨する事件が多発しています。
また、隣人への迷惑を顧みない事件も起こっています。
こんなことへ回答が隠されているようです。
まだ読み始めたばかりで、詳しいことは書けませんが、
今日まで読んだ部分からのコメントです。
初めのところに
《市民はだれもが、何よりも称賛を求め、
公の場で名誉を汚されることを一番恐れた。
法律の力ではなく、
常に他人に見られているという意識があったからこそ、
ローマ人の競争意識は利己的な野心へと堕落せずに済んだのだ。
人をしのごうとする競争はいつも冷酷で激しかったが、
そこには露骨な虚栄心の入り込む余地なんてありえない。
個人的な名誉を社会全体の利益より優先させるのは、
野蛮人のすることであり、
さらに言えば、王のすることなのである。》
とありました。
そうですよね。
ここにある「市民」という意識が足りないようです。
逆に言えば、利己的な野心に堕落しないように競争をすれば
古代ローマのような大帝国のごとくに
強いチームが出来上がるということです。
これから『ルビコン』を読み進めるのが楽しみです。
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