古い松の梁を再利用します
切ってみてビックリしたのですが綺麗です。初々しいですね。
元々あった納屋で使われていましたから、材と材との組み合わせのための切り欠きが随所に見られます。
下の写真は、納屋の棟木といって、屋根の一番高い所にあった梁です。
この梁は登り梁といって、屋根にそって斜めに上がっている梁の上に置かれていたので、丸太には登り梁とかみ合っていた痕跡があります。その穴を埋めているところです。
これは、再利用する古材が並んでいるところです。
全部で3本あります。これから墨付けし、綺麗にあらって、新しい家の梁に生まれ変わります。
少し見えにくいですが、一番向こうには新しい梁も置いてあります。
と、簡単に書きましたが、けっこう大変です。
古い納屋を壊すときには、後に再利用できるように、解体をしなくてはいけません。機械を使って、まるで潰すように壊すわけにはいきません。大工さんが手で、くっついている他の材を外しながら、下ろしたんですね。
そして、古材であることの証である穴を、これまた手で埋めています。面倒なんですよ。
けど、こころなしか大工さんは楽しそうです。
私の気のせいでしょうか。
千葉工務店/「自然回帰の家」は ← ここをクリック
最後まで読んでいただいてありがとうございます。この記事が良かったな、参考になったな、明日も読んでみたいな、と思われましたらランキング投票バナーをクリックしてくださいませ。
★コメントはスパム防止のため、一旦公開を保留させていただいております。ご了承くださいませ。
←はweb拍手ボタンです。クリックして拍手と声援を下さいね。
« モチベーションを維持するには逃げずに動くことでしょうね | トップページ | 今日は一日蜜蝋ワックスを塗りました »
「 ●家づくりに思うこと感じること」カテゴリの記事
- ブログ再開。家の根源と本質な快適と自然素材(2017.08.02)
- 家を建てるための地盤と基礎をつくるための地盤調査(2015.09.29)
- 自然回帰の家モデルハウス 地盤調査の結果が思ったより良くて(2015.09.28)
- 自然回帰の家の新モデルハウスの室温予測です。(2015.08.24)
- 新築する家の風通しはとても良くなる! そう確信しました!(2015.08.08)
「 ●家づくりの方法」カテゴリの記事
- 家を建てるための地盤と基礎をつくるための地盤調査(2015.09.29)
- 自然回帰の家モデルハウス 地盤調査の結果が思ったより良くて(2015.09.28)
- 障子のある家のお引渡しです(2015.05.23)
- 地域型グリーン化事業の要領が公表されました。(2015.05.02)
- 強い家、心地良い家ってなんだろう(2014.08.31)
「 ・木造の技」カテゴリの記事
- 家づくり作業中の現場へ行くと大変におもしろい。(2011.06.16)
- 心意気が伝わってくる気持ちのいっぱいつまった家を建築してると思えて、とてもとても幸せです。(2011.05.31)
- 家づくりの現場は職人の息の合ってる芸事のようで、そして互いのプライドをかけたピリピリな緊張です。(2011.05.30)
- 良い家をつくるには施工力がどうしても必要です。(2011.04.18)
- ひとあしお先に上棟での餅まきイベントのお知らせです。(2011.01.26)
この記事へのコメントは終了しました。
« モチベーションを維持するには逃げずに動くことでしょうね | トップページ | 今日は一日蜜蝋ワックスを塗りました »
コメント