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2008年9月29日 (月)

施主の夢と戦うには我が身の得意技を磨かなくていけません

家をつくるときには夢があります。
施主にはどなたでもいろんな夢があります。
大きな夢もあれば、日常の生活に即したささやかな夢もあります。
作り手はその夢を形にするのが仕事です。

家作りの夢がなんなのかを心に刻む。ここが仕事の始まりであり、
終わりでもあります

 
この夢というのは、一人一人ちがいます。ホントに違います。

家族が多いのでなるべく広い家で暮らしたい。
暑いのは嫌だけど、クーラーは嫌いだから自然の力で快適に。
家は自然の材料でつくり、体も穏やかに暮らしたい。
なるべく頑丈で地震から実を守りたい。
家の形は個性あるれるけれど先進性が欲しい。
伝統的な工法で伝統に根ざす形が欲しい。

まさしく千差万別です。

でも、作り手は、その全てを受け入れられるか。
作り手にとっても得手不得手はあります。
けれど施主の夢が実現可能か、実現出来るとしても難易度はなんとなくわかります。

なんとなく分かると言いましたが、
作り手側に物事の基準がはっきりしてるときに、わかることです。
考え方の規範にのっとり真っ直ぐにいくときの結論。さらに規範からの離れ具合をイメージできるということです。

こんな家を作ったら天下一品というものを持っているとき、
この天下一品と比べて、どんな具合なんだろうと思い浮かびます。

いつも同じ要領で同じ家を作るのも大事だし、作り続けることそれ自体だって貴重です。作り続けることそれだけでも価値あることです。
もちろん、いつもの通りの家と、施主の夢と一致するのが、最も良いでしょう。

けれど施主の夢は千差万別です。

その違いの度合いを直感するのも作り手の重要な仕事です。
中には施主自身が夢を自覚できてない場合もあります。この場合は、その夢を表面に浮かび上がらせるのも大切です。

家は、施主が住むもので、施主が発注します。
そこには施主の夢がつまっているはずです。
夢を形にするのが、「建築」です。
その結果が住宅に場合は「家」です。公共のものなら「寺院」「協会」「音楽堂」「庁舎」なんかになります。

建築するにはただただ技術があればいいのではなくて、施主の夢にどれだけ肉薄するのかが勝負所です。
勝負所でいつもの家作りが役に立ったら素晴らしいことでしょう。

いつもとは全く違う考え方での、夢の実現は難しい。
まして、自分の本意をねじ曲げるのですから、作り手も幸せでないし、「これ違うんだよな」とつぶやきながら施主と向き合いことになります。これは失礼な話です。

同じ方をみて家作りをし、施主の夢を感じる。
その夢は、どれくらいの距離にあるか。
その距離は、自分が常に立つ位置からどれくらいか。
ここが分かれば工夫も出来ます。

いつもの立つ位置とは、得意技と言い換えてもいいでしょう。

だから、得意なこれだけは負けないことを身につけていなくてはなりません。
故に毎日を工夫していかなくてはなりません。

施主の夢には勝てません。
施主の夢を形にしなくてはなりません。
そのためには、施主の夢の座標を掴む必要があります。
そうすれば工夫が発見できると思います。
 
 
 
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コメント

tatsuroさん
久々にコメントさせていただきます。
確かに施主の夢を形にするために毎日の工夫は不可欠ですね。自分も少しずつ前進したいと思います。

応援してます!

こんばんは
アインシュタイン博士は「想像力は知識よりもずっと重要」
と言っています。・・誰かに聞きました。
想像を現実に!夢・目標をリアルに想像し形に変える。 なにせ頭が、かたくてイメージが中途半端に
終わってしまうんですよ!
勉強になります・・また、おじゃまします。

tatsuroさん
だからこそ対話力が必要なんですよね。
夢を実現させてあげて、最後はありがとうといわれたいですから。

私は、家はその家族の将来までも考えて創る(設計する)ものだと思い仕事をしています。

そのためには、自分自身も勉強を怠ることも出来ないし、常に進化し続けなくてはいけないと考えています。

色々な制限で、お施主様の夢は100%叶えてあげることはできないかもしれませんが、満足のゆくものは出来るはずですよね。

自分の得意としている分野では、人には負けられませんね。

omiさん こんばんは
私も精進しなくてはいけません。
泣いてもわめいても前しかありません。

TMGRさん。
応援ありがとうございます。

桧原湖北部之公一さん こんばんは
頭の良さより、心の強さなんだと思います。
頭が良ければ失敗はしないかもしれません。
心が強ければ、一歩も二歩も前に進めると思います。

gonsukeさん こんばんは
対話力でお客さんの夢の実態を知ることが大切なんでしょうね。
その夢の空気感というか湿り具合というか、そんなことも対話力でしょうか。
どう思われますか。

宮崎さん こんばんは
いろんな制限があって出来ないこともありますよね。
でも、出来ないことを理解することも大事で、しかも説明しないといけません。
そのためには、やっぱり得意なことから出発すると説明可能ですよね。
とにもかくにも得意技だと思います。

夢の空気感は対話力でしょうね。湿り具合はどうでしょう。ちょっとわかりません。
でもその人がどういう思いで、tatsuroさんのところへ来たのか、それは対話で思いを引き出さなければなりません。
お客様は、心の壁が低くならないと、本当のことは話しませんもんね。
よーく聞き対話していると、つじつまの合わないことを言ったりもされます。
それは、まだ一部しか本当のことを言っていないからです。
tatsuroさんの家づくりに共感するひとなら、「予算は、これだけしかないですが、アナタのところでお願いしたいんです」と言わせることじゃないでしょうか?
お客様と「共感」するために、対話が必要なんでしょうね。
そうすると、ちょっとした行き違いがあっても、そもそもクレームというものは発生しない・・・そんな気がします。
私もそんな形を目指しています。
まだまだ程遠いですが・・(笑)。

gonsukeさん
丁寧にありがとうございます。
よくよく聞いて、よくよく聞いてしかありませんね。
つじつまの合わないことは、一部しか話していないからなんですね。
共感しかありませんね。

明日もがんばります。

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