なかのひと


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2008年8月23日 (土)

『坂の上の雲』を読むと、個の連綿とした工夫が大事だと思うのです。

お盆休みの終盤から読み始めた『坂の上の雲』を読み終わりました。『坂の上の雲』は日露戦争を軸にして明治の頃の人びとの雰囲気や、なにを考え行動したかのかの時代劇です。
小さい国だった日本が強大な国力のロシアに勝ってしまった。
こうなった理由はなんなのだろう。
その後の特に昭和期の日本の悲劇とはなんなのだ、というのが主題ですかね。

ロシアの日本海での敗戦。日本の失敗や犠牲の多さ。
どちらの場合でも、失策や敗戦には原因があるようです。
しかし勝った側には、はっきりとした原因は見つかりません。
ただ、生真面目に、諦めずに最後まで貫き通したか、
「もういいか、私には責任も関係もないし」といった理由で立ち止まった、
この二点の対比が鮮やかかな。

大艦隊を派遣したから勝ったのではありません。
当時の戦力比較からすれば、ロシアが勝つべきでした。
必死で考えて工夫をしたうえで大決断、すると勝ったようです。
けれど、
他の国が真似をしても、
もっというと昭和の日本が真似をしても同じようには行きません。
単なる物真似ではなにも起こらないですね。
なぜ、そのようにしたのかを学んだ上で、
自ら考えて実行するところに微笑みがあるのではないでしょうか。

とおり一辺倒の対策では結果は出ませんね。
ここの変化は極めて急激です。
知らないうちに廻りが変化し、自分だけが昔のまま。
それに気付かずに過去の例をそのまま繰り返し、思うような結果にならないということが多いのが現代のようです。
たつろうも、現在のところ試行錯誤してます。
昨日は正解かもしれないけど、今日はダメ、隣の人には適しても自分にはしっくりこない、これが現実です。

というとは、真っ直ぐに向いて、隣の人を参考にすけれど、自分で工夫を重ねていくしかありません。
そして現代は個の時代です。
個がそれのみによって発信したり、
個が共鳴しあったり出来ますから、
ほんの少しの工夫も可能かと思います。
ここを忘れて、一挙になんて思うと、
逆に思うようにはいかないかしらね。

だから毎日毎日を怠らずに楽しく歩もうと思います。
 
 
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コメント

地道にあせらずコツコツが一番です。
丁か半かみたいな人生は歩まないことです。

gonsukeさん こんばんは
夢中になってコツコツといきましょう。
地道がやっぱり大切だと思います。

この記事へのコメントは終了しました。

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