なかのひと


GoogleAnalytics


« 水との語らいを現代でも試みたいですね | トップページ | 『坂の上の雲』を読み自らの行動や学びが大切だとあらためて思います。 »

2008年8月14日 (木)

水はなくとも涼しくなるように工夫をしましょう

005実際の水がないと、涼しくないかというと、
そうでもありません。

左は大仙院の書院の間の庭。
枯山水の庭です。

 
一番目立っている下部中央の黒い石。沈香石といいます。
この石には有名な話がありまして
豊臣秀吉が花を活けよと、
すると、千利休が、
この沈香石に水を打って花を置いたといわれています。
ただ、水を石にまいただけです。

どうでしょう。
この写真には実際に水はないですが、
水を打った!と聞いただけで、涼しくなりませんか。

005_2


たぶん、こんな伝統が続いているようです。
下は、戦後の住宅。猪俣邸の飛び石です。
何だか、水の気配ありませんか。

001

こんな具合にいろんな工夫で暑気をはらいましょう。

 
 
 
Iwiltry_1Photo_3
 
 
最後まで読んでいただいてありがとうございます。この記事が良かったな、参考になったな、明日も読んでみたいな、と思われましたらランキング投票バナーをクリックしてくださいませ。
Banner_03_1   にほんブログ村 住まいブログ 自然素材へ   
★コメントはスパム防止のため、一旦公開を保留させていただいております。ご了承くださいませ。

WebPhoto←はweb拍手ボタンです。クリックして拍手と声援を下さいね。


« 水との語らいを現代でも試みたいですね | トップページ | 『坂の上の雲』を読み自らの行動や学びが大切だとあらためて思います。 »

●家づくりに思うこと感じること」カテゴリの記事

 ●古い家,建築 家づくりの歴史」カテゴリの記事

コメント

おお ここは方丈入ってすぐ右に曲がっていった角のとこですな

大仙院はとてもいいとこだけど、ここの住職はテンション高すぎですよね
おまけに土産を買わせる達人でもある
でも、また会いたくなるステキな人なんですけどね

副住職も元気なお方でそういった点で異色の寺(塔頭)ですな

初めて大仙院に行った時、縁側に座ってずっと前庭を眺めていたとてもカワイイ白人女性をずっと眺めていたのを思い出しました

建物としては高桐院の方が好きですが、元気で親切な住職とカワイイ白人女性の思い出がある分、大仙院も僕の中では互角の勝負となっております

クマさん ども

こんな歴史的建築になると、必ずコメントをもらえるので嬉しい限りです。
また行きたいです。
私は黄梅院も素敵だと思うんです。

白人女性?長谷川京子オンリーではなかったの?

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水はなくとも涼しくなるように工夫をしましょう:

« 水との語らいを現代でも試みたいですね | トップページ | 『坂の上の雲』を読み自らの行動や学びが大切だとあらためて思います。 »

このブログ内での検索


  • Google

    Web全体
    このブログの中

最近のトラックバック