土地や海を考えて『マハン海上権力史論』を買いました
今日はお休みの日ですので、自宅をふらりと出て買い物に出かけます。買うものはプリンターのインクです。このインク高いですね。
ブラブラしながら歩きます。足の裏に感じるのは地面です。地面は無論のこと水の上ではありません、と、ぶつぶつと頭に入れながら昨日頭に浮かんだことを思い出します。
《土地の考えようは3種類くらいあるようです。
一つは、その上を移動するもので定住しない。
ここでは土地の所有はなくて誰ものでも良い。
二つは、土地に種をまき手入れし収穫し豊かになる。
ここにきて所有や支配や交換が発生してるのでしょうか。
三つは、土地はそれぞれに土着する言葉や思想が
ばらばらに発生するから純粋な思想からする邪魔なもの。
と、大まかにこれくらいに大別できるかな。》
今、たつろうは地面を踏んで歩いていますが、この地面はなんだろうと思うときがあります。
日本である大八洲は海上に浮かんでいます。四周が海です。
海に出ないと他国に行けません。海に船を浮かべたほうが一度に物資をたくさん運べます。陸路もあったけれど、海上の交通もあったはずです。
けれど海には標識はないし、ここが道路で、その先が歩道で、左に曲がると○○との標識もありません。
今日の日中もお巡りさんの姿がいっぱいです。海の上ではこんなことはありません。地上だからですね。
そんなこと考えながら、書店にも行ったのですけど。そこで
『マハン海上権力史論』を見つけたので即購入しました。
原題は”The Influence of SeaPower”です。
シーパワーといっても海軍力につきるのではありません。
海の上の通商や遠洋漁業、港の管理、船舶の停泊とメンテナンス。
といった海上での人の行いはどんな影響を与えてきたのかという内容です。
最近では台湾の漁船、韓国や中国の調査船、ロシアとの漁業問題もシーパワーの中の問題です。
国境もはっきりしない中での衝突もあるし、歴史問題や認識の違いを原因として我に権利がある、違う当方に権利がある、といった問題ですね。
これらは土地の値段とは、その趣が違います。土地であるならば標識がたち、ここは何番地で○○の家、何十年も前から住んでて田畑を守っている。という論点がありません。
まだ最初しか読んでませんがこんな内容です。
ガチガチの石のように硬い本を買って、
いつ読み終えるのやら、です。
マハン海上権力史論
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