洞爺湖サミットで土のテーブルが展示されます
《今朝の朝日新聞に北海道洞爺湖サミットでCO2排出削減を目指す「ゼロエミッションハウス」が展示される》とありました。
調べてみたら「20080617001-2.pdf」の資料を発見。
このPDFファイルをみると「ゼロエミッションハウス」のおおよそがわかります。外と内部に、燃料電池をはじめとする設備が盛りだくさんです。
この中で「挾土秀平による土のテーブル」が目にとまりました。
このテーブルは岐阜新聞でいち早く紹介されています。
「ゼロエミッションハウス」の中を見渡すと、最新の技術によるものばかり。この中でこの土のテーブルのみが過去からの技術に多くを頼っているように思います。
今日のような雨のシトシト降る日。「自然回帰の家モデルハウス」でお客さんと家作りの打合せです。
この家は床は厚3cmの赤松の板。壁と天井は珪藻土の塗り壁。和室の天井はムク板によるサオ縁天井です。窓の枠や敷居、鴨居も国産の木材。柱や梁、もちろん!国産の杉・檜!!です。
お客さんがテーブルに着くやいなや
「床もテーブルの上もジメジメしてないね」
とおっしゃいます。
別に機械で換気をしてるのでもなく、機械で空気を調製してるわけでもありません。全ては家の中そのまんまの空気です。
けれど「床もテーブルの上もジメジメしてないね」
と、床やテーブルをなでておられました。
こんな風な事が「挾土 秀平による土のテーブル」で感じられるといいですね。
このテーブル、一般人でも見られるでしょうか。
ゼロエミッションハウス 挾土秀平 左官
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
お客様とそんな会話ができる家素晴らしいです。
いい具合に、tatsuroさんのところの付加価値がお客様に伝わっていますね。
昨日頂戴したコメント・・・操作ミスで消してしまいました。
本当に申し訳ありません。
これに懲りずによろしくです。
投稿: gonsuke | 2008年6月23日 (月) 09時06分
gonsukeさん こんばんは
こつこつとお客さんとお話を続けるしかないですよね。
また、そちらに遊びに行きます。
投稿: tatsuro | 2008年6月23日 (月) 18時53分
はじめまして。ゼロエミッションハウスには、土のテーブルのようなものをもっと展示すべきですよね。木とか紙とか。お金のかかる最新技術は、途上国には手が出にくいですから。なのに、ポスト京都議定書には、中国もインドも参加してほしい、というのは変だと思いませんか。
投稿: zen | 2008年6月23日 (月) 19時44分
zenさん こんばんは
コメントありがとうございます。
最新技術は先進国に任せて、一方では他の道も求められたら良いですよね。
ビオトープとか有機農法なんかは日本の里山の欧州版ですから(と思っています)、私たちは両方ともに手が届くんですよね。考えてみれば幸せです。
今後もヨロシクお願いします。
投稿: tatsuro | 2008年6月23日 (月) 20時18分