古い地図で家を建てる地面を確認してみませんか
家には柱があります。
柱は屋根の重さ、床を支え、壁も支えています。
この柱はどこに建ってるかというと基礎の上です。
この基礎は誰が支えているでしょうか。
基礎の下の地面が支えています。
地面がやわらかいと
基礎の上に建っている柱を支えられなくなります。
というように、家作りでは地面の固い、やわらかいが大切です。
なるべく高台で、昔から人が住んでいいるところ、しかも地盤の強固な土地がベストですね。
でも、そう簡単には見つけられないかもしれません。
かたい、柔らかいは地表から見ただけではわかりません。
そこでまずは、地名を調べてみましょう。
例えば「水」に関する地名、谷、水元、谷地などはやわらかい地面の可能性が高いです。
といっても現在では地名の改変が頻繁ですから、古い地名の残ってる地図が役に立ちます。
そこで
「歴史的農業環境閲覧システム」というのを見てみるのはいかかでしょうか。
明治初年の地図に河川や道路も重ねられていて、元々の地形や地名が確認できます。
参考になったり普段目にしてる風景が違って見えてくること請け合いです。
ですが、必ず地盤調査が必要です。
そして、その土地に家を建てられるかどうか検討しましょう。
いわゆる地盤改良の検討も視野に入れながら
《昔は「水」に関する地名だ。》 《昔は低地かあ〜。》
などと簡単に諦めずに作り手に相談してみるべきです。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
地名で以前は何に利用されていたのか、予想するというのは、よく聞きます。
この閲覧システムは関東だけなんでしょうか?
投稿: gonsuke | 2008年6月21日 (土) 09時24分
gonsukeさん こんばんは
ちょっと調べてみます。
投稿: tatsuro | 2008年6月21日 (土) 21時41分