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2008年5月27日 (火)

熱い心と冷たい頭

製造業には10倍の法則というのがあります。家作りも入れていいでしょう。

例えば設計に誤りがあったします。この誤りを正すにはそれまでの設計図書を訂正しなくてはなりません。
ことによれば方針さえも変える必要があります。
今までやってきたことを捨て、新たに作り直しますから、人件費がかかります。
さらには期限があるとすると人員を増やしてでもやり直すことになります。

設計段階での誤りが余計なコストを負わせました。
余計なコストが仮に50万だったとしましょう。
 
 
誤りに気づかないか、気づいていてもなんとかなるとの気持ちで設計の誤りを見過ごしたとしましょう。
設計をもとに製品を製造する段階で、この誤りが表面化したらどうなりますか。
誤りが致命的な欠陥であるなら、製造を一時的にストップしてでも改めないといけません。
この時の損失は50万円の10倍の500万円にもなるでしょう。
今回の場合は途中まで作ったものを廃棄し新たに作り直すことになります。
ストップするのですから他の箇所も止まってしまう危険もあり得ます。

図面を訂正する費用の10倍の損失でその誤りを正すことになるわけです。
 
 
製造する段階でも過失に気づかずに、いわゆる欠陥商品が市場に出回り、その誤りが表に出てきたらどうなるでしょうか。

そうです50万円の10倍の500万円、そのまた10倍、
そう5000万円の損失が出ます。
あり得る話ですよね。
欠陥品をなんの対処もせずに放置するわけにもいきません。
 
 
これが10倍の法則です。
 
 
この10倍の法則に出会わないようにするには、次の工程に移る前に先々の準備を怠らないようにしなくてはいけません。
この準備を怠ると損失が出ます。
みっともないものは世に出せないからと作り直すことになります。すると約束の時間も守れなくなります。
我々が住む世界のルール違反です。

労を惜しまずとも、
準備をしっかりできないならば結果は同じです。
進行してる最中に突如として変更を加えてしまうのも結果としては同じになります。
 
 
やり直すことで時間を失います。
それまでやってきたことが全て水の泡です。
これにいつまでもとらわれてもいけませんよね。
失った時間を思うのは自分でやってきたことを否定することです。

他の人に過失によるもるので、失った時間を取り戻すのに困り果て放棄し、他人の非難を止めないのも困ったものです。
他との関係でのみ自我はあるわけですから、自分の否定です。

こんな状態では何も生まれません。
未来の時間は何かを生み出すものです。
今はそのための熱い時間と心得るべきです。

と、こんなことを書いていたら『プロフェッショナル』で
「熱い心と冷たい頭を持て」と聞こえてきました。
 
 
あのとき、たつろうはこの心を持っていただろうかと、反省です。
失敗でったかもしれないし、どうしようもない状況っだのかもしれません。
過失が他人にあるように思えても、
なんとかしなくてはと、あらゆる方法を考え、冷静になってことを好転させようと力を尽くすべきです。
 
 
やはり時間は守るべきものです。
 
 
時間を失わないように、手を尽くし、あれこれと心配するのが人の道です。
 
そうすると、楽しい家作りで約束を違えることがなくなるのですから、ますます幸せな家作りになります。

時間は守るべきものです。
「熱い心と、冷たい頭を持て」懐深く抱き前に進みます。
 
 
 
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コメント

tatsuroさん
私もこの局面に遭遇し悩みました。あの時何故気付かなかったんだって・・。
本当に全てを失う大ピンチでした。
過去は振り返らず、逃げない姿勢・・・。
これが助けてくれたのだとおもいます。
がんばってください。

gonsukeさん こんばんは

ただただ前に行こうと思います。

こんばんは。

本当にそうです。
少しの後退をせずに前に進み失敗する。
ほんの小さな綻びが大きな損失、信頼を失う事がある。
私も少なからず経験しました。
しかし、そこから大きなものも得ました。

人間、一度や二度、大きな壁にぶち当たるようになっているのでしょうか?

なければいいのですけど・・・

宮崎さん こんばんは

壁かあと嘆いたり、後で思うと、お前しっかりしろ、これを解決しろ、ということだったり。いろいろですね。
明日も頑張ります。

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