家づくりでの首尾一貫
家づくりの一貫性というものが大切ですね。
あとは人の我が儘を何処まで許すのか。
この二つが家づくりのポイントになるでしょうか。
あるお客さんが言ってました。
「うちは自然素材でつくってますと言いながら
値段が高くなるので階段は集成材です。
階段に厚い板を使うと高くなっちゃいます。
と、工務店がいいましてね。
私はそこに疑問を感じました。」
「自然素材とは言いながら
断熱材が。。。
断熱材が石油製品なんですね。
ここでもちょっとねと思いました。」
「断熱と家の中の温熱、通気を考えると、
板状のものを使いたくなるんですかね。」
また
「基礎パッキンは所詮はゴム。
このゴムを信用していいのか。」
最後に
「一番不安材料のないところで決めました」
と、『自然回帰の家』に決めていただきました。
『自然回帰の家』の一貫性は
合板、グラスウール、ビニルクロスを使わない自然素材の家。
です。
こういうことから階段も無垢の厚板を使います。
もちろん集成材より高いのですが、
やはり無垢の厚板です。
断熱材も自然素材の羊毛を使います。
まかり間違っても石油製品は使いません。
お客さんの目から言えば、自然素材と言いながら
集成材を使っていれば
「なんだ、言ってることとやってることが違う」
となりますね。
首尾一貫していることが重要です。
首尾一貫していれば、最初からのお話や
PLANも違ってきます。
最初はとまどうでしょうけれど、
家づくりの芯がぶれない、ということです。
芯を持って事を進め、基本線を常に見据えて
全ての事が進むことになります。
この中では、実現できること。
基本を逸脱するから駄目と判断すること。
いずれを選ぶか、判断しなくてはいけません。
人の我が儘と自然素材という基本線。
どちらを選ぶか。判断です。
そうするうちに
材料のこと、それを使う工法。
見識が深まってきます。
すると、できあがるものが他とは違う凜としたものを、
感じる結果になると思うのです。
良い家ができあがると思います。
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