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2007年12月21日 (金)

エコって何?

エコって何でしょうか。
つい数年前までは土に帰る材料を使うのがほぼエコだと思われ、
自然素材で建てる家がエコな家でした。
ところが最近ではこれに省エネというのが加わるようになって、
大変ややこしいことになります。

お昼休みに、B女史が
「なるべく暖房をしないようしてるんです」

「例えば、お風呂から出たら冷めないうちに布団に入れば
 暖房費入らないからね、旦那にそうさせてる」

「居間でテレビを見るときは布団をかぶって、
 暖まったら布団をかぶったままベッドにいけば
 暖房はいらないしね」

こんな話をしてたら今度はSN女史があらわれて
「うちも暖房しないなあ」
「だって台所で御湯沸かしはじめて料理をしだしたら暖まるじゃん」などと、のたまいます。

結局エコは人の住まい方かもしれませんね。
普通の生活をしながら、なにも気をつかわずに生活をしたいなら、おそらくは高気密・高断熱にして暖房効率を上げることになります。
ここでは、住まい方でエコしてるのではありません。
家の温熱に関する性能を利用して結果的にエコへの貢献を目標としています。

でも、どちらが快適なのか。
これはわかりません。どちらも快適でしょうか。
 
 
快適か不快かは
住み手の理想とする住まい方との距離が
大きいか小さいかで決まります。

冷房が大好きな人にとって、風通しが良くて壁や床や天井を含め家が湿度を調整するから夏も快適です、というような家。
快適でしょうか。
冷房が好きなら、効率の良い冷房になるように断熱性をあげることにした方が、理想の住まい方との差が小さくて快適と感じるでしょうね。

どうにも冷房の風が嫌いだという人には、
風が良く通り湿度を家自体で調整したり、
深い軒やスダレで夏の日射を遮ることで快適になるでしょう。
 
 
温度や湿度や微風による人の肌で感じる快適を実現する方策を見てきました。
快適になるようにエネルギーや時間を使うのが人間ですから、
快適に向かう筋道を考えるのがエコを考えることになります。
 
 
冷房の好きな人は高気密高断熱にしてエネルギー効率をあげることでエネルギー消費を小さくします。
いっぽう冷房の嫌いな人はエネルギーを使わないことが省エネなのです。
 
では暖房の時はどうでしょうか。

一つには高気密高断熱にしてエネルギー効率をあげる。

高断熱とはいかなくても暖房機器を工夫し、
お日様の恩恵をたくさん受けられるように作って、暖房エネルギーを抑える。

ただ室温を上げるだけなら
高断熱にして少しのエネルギーによる家がいいですね。
その冷暖房の方法で快適との、制限をつけるなら省エネの達成です。冷暖房方法が不快ならばますますエネルギーを使うからエコとはいえません。
 
 
でここでもう一つの条件を加えたら、どうなるでしょうか。
人や地球に負荷を与えない作り方で家を作ろうとするなら、どうしたらいいでしょうか。
 
 
エコな素材で作る家でのエコな生活。

石油燃料に頼らない暖房機を選択する。具体的には薪ストーブ。
あるいは深夜の余剰電力を利用してトータルでのエネルギー消費を抑える。具体的には蓄熱型電気ストーブ。

その上で良く吟味を加えた断熱をする。
寒さを感じるのは足下と窓ですから、
足下の床と窓の断熱性を集中的に考えればいいはずです。

床に関しては少なくとも暑い板を使う。
そして熱を蓄える力の大きい材種のもの、松がいいと思います。

窓ガラスからの冷たさが一番大きいですから、
窓には障子を立て込む。
なんかが考えられます。

そしてなるべく日の光で家の中が暖まるようなPLANにする。
 
 
その上で、布団にくるまったりすれば、
家づくりでのエコに
生活の仕方でのエコが加わりますね。

これがB女史とSN嬢の究極のエコ生活でしょうか。
 
 
 
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コメント

こんばんは♪
面白い記事ですね(笑)
エコの焦点を何処に持っていくかで、全くカタチが違ってきそうですね?
エコに暮らすことにストレスを感じる家族がいると・・・もうそれはエコではなくなるのかな?

NABEさん こんにちは
エコというのは簡単なのですが、
実情は突き詰めて考え始めるとややこしくなってきますね。
でもエコも楽しくなくてはいけないのでしょう。

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