なかのひと


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2007年11月11日 (日)

『ぼくの家ができる』絵本です

001いたく感動した絵本
『ぼくの家ができるーたてるじゅんじょ・つかうどうぐ』がAmazonから昨日届きました。

これは『森の診療所・森のカフェ』プロジェクトの打合せで、オーナーMさんに見せていただいて、いきなり感激しました。
そこで帰宅後直ぐに注文してしまったものです。
実はもう一冊別の絵本を注文したのですけれども、これは明日にします。

昨日は飲み会でゆっくり開けませんでしたが、今日は心ゆくまでゆっくりと開けます。
するとどうでしょう。やっぱり、ページを繰ってますます感動です。

にんまりしながら、眺めて楽しくなってしまいます。

この様子を見ていた妻は
「まったく 子供みたいね!」ですって

001_2


著作権があるでしょうから、ページそのものをアップできないのは残念です。

まず、表紙を空けると背表紙に
 「この本にかかれたそれぞれのどうぐを、
  長さでやく3.5ばいすると、
  じっさいの大きさになります」
とあります。
これだけでもただの絵本ではないことがわかります。

この前の打合せの時には、この絵本を使って
工事の順序や
作っていくときの細かい部分の名前やはたらきを説明をしたくらいです。

開いていくと、「ちょうな」という道具が出てきます。
まさか「ちょうな」が出てくるとは思いませんでしたのでビックリです。

「ちょうな」は柱や丸太を削るための道具です。
まだ仕上がっていない柱や梁を足下に置いて
この「ちょうな」を自分の足下へ向けて振り下ろして削りとります。
慣れないと自分の足を削ってしまいますよ。

私も実際に使ってるのは一度しかありません。
この「ちょうな」を使ったのだろうという柱は数回見ています。
今は使わない「ちょうな」ですから「ちょうな」を使った痕跡を
見たら、その家はより古いというわけです。

さらにひろげると
今度は、継ぎ手の絵です。
「追っかけ大栓継ぎ」ではありませんか。
ここもページをスキャンして載せたいけれど。。。

さらにさらに、大工さんの使う道具が丁寧に紹介されてます。

ここでもまた驚愕。

「しゃくり鉋」が描いてあります。
この道具は、溝を彫る道具で、私も見たことがありません。

板と板を継ぎながら組み立てるときに
一方に凹んだ溝を彫り
片方を凸として、これを凹んだところに差し込みます。

この凸凹を「しゃくり」といったりこの作業を「しゃくる」と言ったりします。
単純につき合わせてボンドでくっつけるんではないんです。
大工さんのつくるのはね。

感動ものですね。この絵本。

この絵本を何時までも眺めてしまいます。
ページを紹介できないのが残念です。残念でえぇ〜す。

でも朗報です。
この絵本は自然回帰の家モデルハウスに置いておくつもりですから
興味のある方は見に来て下さいね。
 
 
 
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コメント

ああぁ!
これ 私も以前 病院の待合室で偶然発見して
感動して、ネットで購入しました~!

私 何も考えず・・・ページをUPしてしまいましたが・・・・大丈夫かしら?!
http://blog.goo.ne.jp/daiku40/d/20070411

うちの家の本棚に大切に置いてあります。
たまに 子供達が出してきては何回も見ていますよ。

同じ絵本にめぐり合えた偶然に 本当にびっくり
です!

嫁ちゃん どうもぉ~

ブログに寄って来ました。
ほんとに同じ絵本にめぐり合ったのですね。

この絵本を見てるとほんとにホクホクです!

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