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2007年11月23日 (金)

「橋の強度」と「松坂牛の味」

最近またまた建築物に関する偽装が発覚。
以前には食に関する偽装事件。
新聞の広告面には「あなたもこんなところで中国産野菜で汚染」。
これほど次くと呆れてしまいますが、Aicon_bbs07
真面目に家を作ろうとしているものにとっては
真剣に受け止めて我が身のことのように思うべきでしょう。
        
食に関する偽装、建築に関する偽装、共通することがあります。

世にあふれ出した偽装は消費者には解りづらい。
偽装されてるか、正真正銘なものか、一目では解らない。
食と建築との共通点です。

吉兆での偽の松坂牛。
食べてみて直ぐに「これは松阪牛ではない!」と、何人の人が解るでしょうか。

同様に、先日発覚した橋を造るためのスチールの型枠の強度偽装。
スチールの厚さを誤魔化していますが、
これも表面から見ただけでは厚さは確認できません。
また型枠の強度が低くなり、
このことが橋全体の強さにどの程度の影響を及ぼすかは、専門家にしかわかりません。

食でも建築でも、専門家にはどれ位の危険が潜んでいて、
ここから先は安全と、かなり正確に判断できます。
けれど、消費者には解らない。

だからなのか、供給する側は

 「解らないのだから、少し誤魔化しちゃえ」
 「どうせ、松坂牛の味なんて正確にはわからないよ」
 「強度を偽っても、
  破壊して見なきゃほんとの事は解らないのだから、
  どうでも良いじゃない」

と、思ってるのかもしれません。

供給する側が消費する側を蔑みに近い目で見ているような気がします。
相手が何も解らないと思ってるから、罪悪感も薄れてくるのでしょう。

家を作るときにも、説明をします。何度もします。
できあがるであろう家を
図面や資料やサンプル片手に何度も説明します。

ここで
 「偽装は解らない」
 「建築は素人には解らない」
 「ほんとの味なんてわからない」
との考えが頭にちょっとでもかすめれば、
説明をいい加減にするかもしれません。

説明をいい加減にしていたら、いつの間にかこちらの都合の良いように嘘をついていた。
との図式になるかもしれません。

小さい嘘からの危険はないかもしれません。
でも、この小さい嘘から、
だんだんと許されない偽装になるのでしょう。
 
 
ですから、作り手側は面倒でも説明をし続けなくてはいけません。

私が説明をするとき
 「このお客さんは必ず解ってくれる」
 「聞いてもらおうと願うならば、声は届く」
との心で取り組みます。
 
 
 
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コメント

tatsuroさん
その通りです。

小さい嘘

結局、それをカバーするためにまた嘘をつく
だんだんと大きくなっていきますよね。
また、麻痺してくるのが怖いです。

gonsukeさん こんばんは

ほんとに小さいところから
ほころびが大きくなるように思います。
ですから
常に姿勢を正さないといけないですね。

このために、ブログを書いてるところもあります。

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