なかのひと


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2007年11月12日 (月)

『日本の家・北から南まで』絵本です

001昨日かいた『ぼくの家ができる』
注文するとき
『日本の家ー北から南まで』も
一緒に買ってしまいました。

左の絵は本の表紙です。

この絵本も、すごい!

丹念に細密に民家の様子が描いてあり、さらに現在の家のことやマンションも解説付きで描いてあるんですね。
この絵本の中身は古い民家が中心です。
古い民家の特徴は茅葺き屋根とその形です。
これに密接に関連して間取りがあります。
しかも、この民家を作っていった仕事の話、
家の中の作業の説明と室の名前など、ここもわかりやすい説明付。

001_2

昨日は『ぼくの家ができる』で思わずにんまり。
今日は『日本の家』のページをユックリユックリ開き、
目を点のようにして食い入るように真剣です。

丹念に家の立体図を描いてあるので、上下の関係も一目瞭然。
家丸ごとを立体にしてあるので、
在りし日の生活もおぼろげながら浮かんできます。

南部地方の家では人間と馬が一緒に寝起きするし
カイコをかう家にはカイコの部屋が2階・3階の部屋にあります。
その他、作物を上手に保存する工夫もわかってきます。

いえいえ見入ります。

建築の専門的な本では平面図と断面図、写真で
表現しようとします。
この絵本は、絵での表現だからでしょうね
図面より強く伝わってくるものがたくさんあります。

「いろり」が家の中でどこいらにあるかは
図面からの想像は難しいです。
反対にこうやって立体的に豊かに描いてあるとピ〜ンときます。
その廻りにある板の間も板の間らしく描かれ、土間もわかります。

すると
ここから帰ってきて、足を洗って、あるいは風呂に入って、
食事はここでとるんだなと、
勝手に住人の生活を想像してしまいます。

やっぱり其処に住む人があっての『家』なんです。
当然のことながら、気づかされました。
 
 
 
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コメント

>やっぱり其処に住む人があっての『家』

その通りだと思います。設計のエゴとか作品じゃないんです。そこを勘違いしている人多いと思います。

gonsukeさん こんばんは

人が住んで気持ちよくて、「あ!こんな家よね」と言えるような普通の家が素敵だと思います。

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