左官的塾
左官的塾というWEBサイトがあります。
50年続いた左官の雑誌『左官教室』が休刊となりました。
これに替わるもの 左官的塾 サイトです。
左官の素晴らしさ、温もりなどを伝えるWebサイトです。雑誌がインターネット上に引っ越したわけですね。
「左官(さかん)」は壁や床に土や漆喰などを塗りあげて最終的に目に見える仕上げをする職名です。
最終工程での仕上げですから、左官が駄目となるとその家自体までも良くなりません。これは建具にも言えることです。
ですから左官の仕事は大事です。
地面に手を加えて池を作る時に、その池の底に漆喰を塗って防水をしたり、
ピラミッドの表面を飾ったり、
地下宮殿を造るため土を水で練り突き堅め、
イスラム建築のあの華やかなタイルの下地となり接着の役目を果たし、
古墳内の暮室の威厳を高め、
芸術品のような壁。。。。。
数え上げればきりがないほど、遙かな昔から土を操る職は大事で今日も生き続けています。
5千年の歴史のある職域なのです。すごいです。5千年。
この左官的塾に紹介されるような仕事がしたいです。
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コメント
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えぇ~~~!!!
左官教室、休刊になっちゃったんですか~~~。
知らなかった。
残念です。。
昔、土佐漆喰塗った時に、高知の左官材料のメーカーの専務さんが、編集者の方連れてきましたね~。
その専務さんも、とってもイイ人でした。
もう仕事の第一線からは引退したみたいですが。。
何か、寂しいですね~~。。
が、そんなサイトあるなら、速攻見てみます。
イイ事教えてもらって、ありがとうございます♪
投稿: hiro | 2007年11月17日 (土) 12時36分
最近左官屋さんの仕事が少なくなってきていますね。頑張ってほしいです。
投稿: gonsuke | 2007年11月18日 (日) 09時06分
サイト拝見しました。良いですね~。
挟土さんの記事も紹介されていて、ファンにはたまりません。
左官ってのは5千年の歴史のある職域なんですか。
挟土さんの人気もあって、最近はまたお洒落な雰囲気を取戻しつつある左官ですから、雑誌が復活するくらい左官職が地位向上されるといいな。
投稿: ビルダーナース | 2007年11月18日 (日) 11時56分
hiroさん こんばんは
残念ながら休刊です。で、次の雑誌を出すべく準備中のようです。
会員などの件も準備中とのことです。
メールをお送りしたらご返事を頂きました。
ブログで紹介しても良いですかとの質問には
ピーアール宜しくとのこでした。
投稿: tatsuro | 2007年11月18日 (日) 18時37分
gonsukeさん こんばんは
左官による塗り壁をやっぱり残したいし
もっともっと左官の壁を増やしたいです。
投稿: tatsuro | 2007年11月18日 (日) 18時39分
ビルダーナースさん こんばんは
左官の復権は見えているようですけれども
現実は厳しいということもあります。
地道な行動をしていきたいです。
左官というより土を操っての職は古いんだなあと思っています。
投稿: tatsuro | 2007年11月18日 (日) 18時42分
ずっと左官的塾Webご紹介していただきお礼申し上げます。たつろうさんのブログに紹介されている本をぼくは図書館で借りては読んだりしています。さて減ると滅ぶの字は似てなくも無いですが減少傾向が続く左官業界にあつて復権は自らとぼくらの仲間は各地で講習会や交流会を重ねています。それも左官だけでなく左官的なひと、道具屋さん、材料屋さん、学者も学生も通りすがりのひともと一緒くたになって・・・。皆さまとお会いできたらいいですね。
投稿: 蟻峪佐平 | 2008年1月29日 (火) 18時19分
蟻峪様
コメントありがとうございます。
なるべく伝統的な漆喰でと思っているのですが、現実は厳しく、理想と現実の中であちらこちらと動き回ってる状況です。
でも、漆喰にあこがれています。
世の中でもっともっと左官の仕事が増えればと思いますね。
今後とも宜しくお願いします。
投稿: tatsuro | 2008年1月29日 (火) 19時43分