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2007年7月18日 (水)

住食同根

医食同源といいますが

「住食同根」とも言えると思います。

人は生きていくために食べる必要があります。

食べるためには食材を調理しなくてはなりません。
ということは調理をする場所が必要です。

調理した物を安心して食べるための場所も欲しくなります。

いつでも食物を確保できるわけではないので
食材を貯蔵する場所、保存食を加工する施設が必要です。
 
 
これが即ち「住」「食」のための施設です。

 
 
人が現在のように
時間を感じ意識し、人を思いやり、思考するための頭脳を
維持できるようになったのは、「肉食」のおかげのようです。

肉食以前の人間の主食は植物の根、即ち芋類で、
この食事では人体で最も栄養の必要な脳みそを維持できないようなのです。

何時の事やら調理することを学び、
栄養価の高い肉を調理し肉食を欠かさなくなった結果
我々のレベルの脳みそまでに発達したようです。
 
 
すると考えるようになり
調理法の工夫、貯蔵や保存
さらには安心して食事をする場所も探したでしょうか。

これが家の根源ではないかと思います。

この頃の家は洞窟であったり、木の下や枝の上だったかもしれません。
いわば自然にあった物を利用していたのでしょう。
 
 
借り物であった家を、今度は作るようになったのでは思います。
自分たちの食事のスタイルに適するように
もっと安楽に食事が出来るように工夫して出来たのが家ではないでしょうか。
 
 
これは根拠のない私の夢想ですが、思うところです。
 
 
単純に生存するための食べる行為が
生存のためだけの感覚とはまた別の
知恵を育むための食事になったように思います。

家をつくりはじめて、外部からの脅威を減らし
食事をして他人と向かい、自分は誰で何処にいて何時なのかと
平穏な食事をしながら感じていったのでしょう。
 
 
 
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