なかのひと


GoogleAnalytics


« 『幸せのちから』を読んでいます | トップページ | 古今和歌集「仮名序」から »

2007年6月 1日 (金)

幸せな家ってなんでしょうか

家に何を求めますか。
性能。快適性。デザイン。
いろいろありますね。

性能の高い家を求めて、
確かに性能の高い家だと満足したとしましょう。

 
 
でも、もっと性能のいい家が目の前に現れたとしたら、
今度は欲が出てきて、さらに性能のいい家が欲しくなります。

快適性は当然必要ですね。
でも「快適」には個人差があります。

デザインにも好きや嫌いがあります。流行り廃りもあります。
昔は好きだったけど今はね、ということもあります。

じゃあ、何が決め手なんでしょうか。

幸せを呼び込む力みたいなものでしょうか。
幸せを呼ぶには、
幸せになりたい人がワクワクしていないといけませんよね。

性能がよくて格好のいい家が幸せを呼ぶわけではありません。
幸せはそこに住む人が呼び込むものです。

何度も言いますが、「家という不動産」は幸せを作れません。
幸せは人が作るものです。

何年住んでいても、その家への愛情を忘れない。
そうすると、家をつくっていたときの
楽しいこと、残念だったこと、諦めたこと、怒ったこと、
いろんな事柄を思い出します。

傷があったら、あの時ついたんだろうか。
少しすいてきたら、あらら家が生きてるよ。
今度はここを、直してもらおうかな。
そしたら家をつくってくれた職人さんにまた会えるわね。

いろんな記憶が今の心模様を紡いで、
ここを拠り所にして、また新たに家に手を加える。
思い出が心を紡ぎ、心がさらに家を大事にします。
そうして素敵な紡ぎ心の家になりますね。

そうすると、楽しくなりませんか。

楽しく楽しくワクワクすると
幸せがやって来ます。素敵ですよね。

こんな家と家づくりが「手づくりの木の家」だと思います。
 
 
 
Iwiltry_1Photo_3
 
 
人気blogランキング,住まいブログランキング/自然素材に参加しています。共感いただいたらバナークリックお願いします。ランキングが上がって励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓  ↓↓↓↓↓↓↓
Banner_03_1   にほんブログ村 住まいブログ 自然素材へ
「サイドバー」と『お気に入りの本』も注目。コメントは読後感であり私的評価です。
★コメントはスパム防止のため、一旦公開を保留させていただいております。ご了承くださいませ。

« 『幸せのちから』を読んでいます | トップページ | 古今和歌集「仮名序」から »

●家づくりに思うこと感じること」カテゴリの記事

 ●家づくりの哲学 家って何?」カテゴリの記事

コメント

こんにちは  いつもお世話になってます。 久しぶりに読んでました。 素敵な内容ですね。 すべては自らが源ですね、人も物も金も、家も、自分の心のあり様が幸せや不幸せを創りだしていく気がします。15日の燃生塾勉強会、懇親会からでもOKなので、ぜひ参加してくださいね。

「幸せな家」ってデザインでも、工法でもない。そこに住む人がワクワク楽しい家なんですね。納得。

★kudouさん こんばんは

いつも読んでくださってありがとうございます。
久しぶりではなく、毎日のようにつきあってくださいませ。
燃焼塾の懇親会。なんとかしよう。
よろしくお願いします。

★gonsukeさん こんばんは

そうだと思うのですが、あんまり考えすぎると良くないかもです。
どうも、今の私が考えすぎ。壁が前に立ちはだかりです。
けど、自分の特長と得意技を忘れてしまうと、そのときは良いかもしれませんが長く続かないと思うのですね。
そういうわけで、今は辛抱の時です。
こういうときこそ、芯を消さず忘れないようにしたいんです。

しゃけの家は木の家ではありませんが、たくさんのワクワクが詰まっています。

とってもこだわりながらお家づくりをしましたが、住んでみるとそんな小さなこだわりは、実は暮らしの中ではほとんど意味のないこと。

それでも、スイッチやコンセントから現場監督さんの気配を感じたり、壁からはクロス屋さんのお仕事振りが思い出されたり、床からは大工さんの音が聞こえてきそうです。造作からは、一緒に喜び合ったインテリアさんの体温が、そして、お家全体からは営業さんの笑顔が感じられます。

工場で造られたお家ですが、それでも、たくさんの幸せを頂いたお家です。

あぶりしゃけさん こんにちは

そうなんだね。ワクワクの一杯つまった家なんですね。
こまい事より、おおらかな心の家づくり。
だから、今、楽しい我が家なんですね。
何にも代え難いことですよね。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 幸せな家ってなんでしょうか:

« 『幸せのちから』を読んでいます | トップページ | 古今和歌集「仮名序」から »

このブログ内での検索


  • Google

    Web全体
    このブログの中

最近のトラックバック