無垢の厚い床板で暖かい家
自立循環型住宅にヒントを得て
自然回帰の家の快適性とは何かを考えています。
冬の寒い日に暖かいと感じるのはなぜでしょう。
屋根の断熱を20cmにしたり壁の断熱を厚くしたりして
次世代省エネ基準を満たすような断熱はしていません。
けれど、「寒くない」とお客さんに言っていただいています。
その理由は
厚い無垢の板。材種が松。暑さは3cm以上のもの。
これではないかと思っています。
木材の中でも熱容量の大きい「松」であること。
厚さが3cm以上あること。
この二つの条件を満たしている床板が日中に太陽からの熱を蓄え
暖房した熱を蓄えてくれて
朝方でも寒くないのですね。
経験とお客様から聞いているお話は
いい家ってなあに? その2
いい家ってなあに?その3 冬暖かい家
それで、「自立循環型住宅への設計ガイドライン」を開いてはメモし
電卓で計算したり、首をひねったり。
こうして筋を立てての表現を組み立てているところです。
けれど
単位がジュールだったり、Wになったり、kJ/m3cになったり。
わわっと です。
そう単純でもありませんでした。
けど
極端に断熱性能にヒステリー気味に取り組む必要はなく
普通に断熱をして、
厚い無垢の松を床に使い、お日様の恩恵を受けられるようなことを考えれば
ほんわかと暖かい家が出来ています。
これは表現しないといけないことなのです。
人気blogランキング,住まいブログランキング/自然素材に参加しています。共感いただいたらバナークリックお願いします。ランキングが上がって励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓↓↓
「サイドバー」と『お気に入りの本』も注目。コメントは読後感であり私的評価です。
★コメントはスパム防止のため、一旦公開を保留させていただいております。ご了承くださいませ。
« ペーパー版「たつろうの幸せ日記」 | トップページ | 松の厚板でワクワク・自立循環型住宅 »
「 ●家づくりに思うこと感じること」カテゴリの記事
- ブログ再開。家の根源と本質な快適と自然素材(2017.08.02)
- 家を建てるための地盤と基礎をつくるための地盤調査(2015.09.29)
- 自然回帰の家モデルハウス 地盤調査の結果が思ったより良くて(2015.09.28)
- 自然回帰の家の新モデルハウスの室温予測です。(2015.08.24)
- 新築する家の風通しはとても良くなる! そう確信しました!(2015.08.08)
「 ●家づくりの方法」カテゴリの記事
- 家を建てるための地盤と基礎をつくるための地盤調査(2015.09.29)
- 自然回帰の家モデルハウス 地盤調査の結果が思ったより良くて(2015.09.28)
- 障子のある家のお引渡しです(2015.05.23)
- 地域型グリーン化事業の要領が公表されました。(2015.05.02)
- 強い家、心地良い家ってなんだろう(2014.08.31)
「 ●自立循環型住宅 家づくりの科学」カテゴリの記事
- 新築する家の風通しはとても良くなる! そう確信しました!(2015.08.08)
- 家は美しくて地震に強く快適で住みやすいのが一番です。そのうえで工夫を凝らした行動が省エネだと思います。(2012.05.27)
- ひとつひとつは退屈だけど組み合わせると一挙におもしろくなる省エネ・快適技術ってなんだろう?(2012.05.25)
- なんで家をつくるのでしょうか。セミナーのご案内です。(2012.02.14)
- てっぺんの窓とシーリングファンだけで空気をガンガン外に出している我が家です。(2011.10.17)
「 ・断熱」カテゴリの記事
- 今朝の室内温度は20.8℃、外気温は5.9℃でした。(2013.12.01)
- 日中無暖房の帰宅時の室温は24.6℃でした。(2013.11.30)
- 家作りでは風の向きを考慮した窓の設計が大切です。(2012.07.02)
- 上棟して1年です。日だまりの中でヌクヌクとした家で幸せです。(2012.02.19)
- 夢の我が家の良い性能ってなんなのかを 今日は聞いてください。(2011.03.08)
「 ・木造の技」カテゴリの記事
- 家づくり作業中の現場へ行くと大変におもしろい。(2011.06.16)
- 心意気が伝わってくる気持ちのいっぱいつまった家を建築してると思えて、とてもとても幸せです。(2011.05.31)
- 家づくりの現場は職人の息の合ってる芸事のようで、そして互いのプライドをかけたピリピリな緊張です。(2011.05.30)
- 良い家をつくるには施工力がどうしても必要です。(2011.04.18)
- ひとあしお先に上棟での餅まきイベントのお知らせです。(2011.01.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント