自立循環の評価をし野池さんに報告
先週の土曜日に野池政宏さんから自立循環型住宅の評価プログラムを
メールで送信して頂きました。
早速、
もうすでにお住まいで、現在建築中の栗原村とほぼ同じの「自然回帰の家」を
細かい部分はまずは気にせずに、評価をしました。
結果を、野池政宏さんに報告です。
そして
そのご返事は
快適=省エネとは限りません。
また快適感は個人差があり、
自立循環で評価した省エネ性が単純に快適性に結びつくものでもありません。
快適と省エネをごちゃまぜにして議論するのはよくありません。
自立循環と路線が違うという単純な問題ではないように思います。
こうしたところを分析するために実測を行い、エネルギー消費量を把握し、
アンケートを取るわけです。ここまでやらないと何とも言えません。
との事でした。
そうですね。
そもそも「自立循環型住宅の設計ガイドライン」の骨子は省エネなんです。
このガイドラインには省エネの手法が系統立てて記述され、
系統ごとの条件をクリアした手法を使うと、省エネがいくらと評価出来るんです。
省エネの手法には
風通し、断熱の仕方、蓄熱の性能、暖房・冷房機器の種類、、、
これらを各種法ごとに評価すると、結果として省エネの度合いが解る。
というものです。
現に、一冬を一台のデロンギ・オイルヒータで過ごした
というお話を聞くものですから。
私の頭の中では、省エネ効果が大きければ、即快適だ!といえると思ったのです。
快適だからエネルギーを多量に使う暖房と冷房はいらない。
と、直結させてしまったのですね。
では、このほんわかと暖かいと感じるのは何故なんでしょうか。
家に求められるのは
快適な事
安全な事そして安心
加えて、省エネが加わるってことかな。
今日から、ごちゃ混ぜにしないようにいきます。
「自然回帰の家」が説明の出来るように、
お客さんにアンケートをお願いしようと思います。
ということですので
このブログを読んで頂いている「自然回帰の家」にお住まいの皆様。
興味があるので、という方は、ご連絡を下さいませ。
よろしくお願いします。
また
ナイスおやじのtatsuroがお願いに上がりました際には
是非ともアンケートのご協力お願いします。
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コメント
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当方のブログへのコメントありがとうございました。
千葉建設さんのお仕事は、実は昔から住宅雑誌で数多く拝見
させていただいています。。
「カッコイイ家だなぁ」と思いつつ、千葉県在住の当方、「越谷」は
遠いなぁ、と諦めていました(ホントです)。
そんな方のブログを読んでコメントを書いたら、逆に自分のブログ
にもコメントを頂くことが出来た。こうやってやり取りが出来るなん
て本当にネットって面白いですね。
「自然回帰の家」良いですね。本当は「古民家」の後に日本の
住宅がとるべきだったのはそちらの方向だったんじゃないかと
思います。
今からでもそういう家が増えればきっと街並みは美しく、日本
らしくなるんじゃないのかなぁ。
応援しています。
では、また遊びに来ます。
投稿: shinypap | 2007年5月14日 (月) 23時32分
データーであらわせることと、あらわせないことがありますね。
人が感じる微妙な感覚。
それを数値化するのは難しいかもしれませんね。
省エネ=自然に近い形=快適
そんな風に簡単にはくくれないかもしれません。
そもそも、快適って何なのでしょう・・・。
全ての人に共通する、快適な感覚というのは、どのようなものなのでしょうね。
投稿: あぶりしゃけ | 2007年5月15日 (火) 08時46分
★shinypap さん こんばんは
コメントありがとうございます。
越谷からは遠いとのことで残念です。ほんとに残念です。
でも、ブログを拝見していますと、漆喰を使ったり無垢の木を使ったりと、夢を実現されてるように思いました。
今後も家づくりを楽しんでくださいませ。
ちなみに私も40がらみのオヤジです。
★あぶりしゃけさん こんばんは
快適とは心の底からの喜びかな。
ああ、ここにいて幸せだなって感覚でしょうか。
そのためには、不要な不安は取り除かなくてはなりませんね。
安心で安全で、周りの世界と一体になれるような感覚でしょうか。
納得性の温熱環境も重要ですね。
そう、納得のいく環境の家ですかね。
うーん、言葉では、うまく表せません。
投稿: tatsuro | 2007年5月15日 (火) 20時37分