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2007年5月 9日 (水)

自立循環の現代の民家

Ishiba_01_27日の”『日本の民家』を取り出しました”

民家というものは工夫です

と言いました。

左の写真は弘前の町屋です。
雪の多いということの特徴が現れていますね。

Ishiba_02_1雪が積もっても行き来が出来るように
道路沿いに、それぞれの家から庇が伸びています。

これは誰かがこうあるべきだと、主張してこうなったわけではありません。

土地の人々が工夫をした結果の形です。

 
 
 
私たちは関東で家をつくっています。

関東の埼玉。当然その土地に見合った作り方があるべきですね。

といいますか
無意識のうちに作り上げている形があるはずです。
寒い土地での断熱方法を取り入れているはずはありません。

当然、この土地にぴったりの形になってると思うのです。

ところを気にしなければ、機械の力にたのんで温度や湿度を
調節すればいいんでしょうけれど。

これでいいのかなあと、思います。
むろん、近代はこうやって発展してきました。
恩恵にも浴してきました。
 
 
でも、もうどうやら曲がり角のようです。
 
 
土地に根ざした工夫をした古民家のように
身近にある材料と技術で工夫は出来ないでしょうか。
海の向こうからはるばる運んでくる素材やエネルギーをなるべく使わずに
工夫を施したほっとするような、現代の民家って出来ないでしょうか。
 
 
こんなこと、どうやって表現し
工夫の道行きはどうしたら、と思っていたら、

野池政宏さんが講師の「自立循環型住宅」セミナー出席の機会を得ました。

これを聞いて、もしやこれをガイドにしたらうまくいくかもと思ったのです。
野池さんは匠の会のアドバイザーでもあるので、気軽にも自然回帰の家のセミナーの
パネリストをお願いしました。

お話をしてもらうだけでは面白くないので、「自立循環型住宅」のガイドラインに
のって「自然回帰の家」の検証を試みる予定でいます。
 
 
この経緯はこのブログに書いて
これを元に、6月9日の午後。東浦和のプラザイーストでセミナーを行います。
 
 
今日はこのへんで
 
 
 
 
Iwiltry_1Photo_3
 
 
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コメント

現代の民家というのはマンションのことですね。

共感しました。。。

「地産地消」

食育の本なんかを読んでいると、最近よくこの言葉を目にします。
その土地で生産したものを、その土地で消費する。
その土地に、古くから根ざした調理法で。

お家づくりにも、「地産地消」の考え方を!と言うことでしょうか。。。

その土地で出来た建材を使って、その土地にあった工法で建てる。

お家づくりも、自分のお家だけでなく、地域にまで目を広げて、もっと大きな視野で考える必要があるのかもしれませんね。

おお~!
すごい興味あります!!
その辺の事、ブログで記事にして下さいよ~。
(あんまり具体的な内容は無理でしょうが、、さわりでも・・・)
おもしろうそうっす。

★ちしおどの?

無言にします  ・・・・  ・・・・

★あぶりしゃけさん こんばんは

もっと当たり前の状況にと思うだけです。

★hiroさん こんばんは

はい! 努力します!

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