なかのひと


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2007年5月27日 (日)

淡々とした幸せのために

今日は淡々とした一日です。
午前中は2時間かけてお客さんと最初の打ち合わせをしました。

どんなお話かというと、ご希望の内容をお聞きしていましたので
ご希望の内容に即したPLANをご提示しました。

このPLANの内容をご説明しながら、長所をこんこんとお話。
逆に、問題点と、現在の条件からくる制約についてもご説明しました。
正直なお話です。

 
 
そうしますと、お客さんからの本音が聞こえてきます。

「玄関の廻りに大きい庇をつけたいのですが、当然金額が増えますよね。」

「1階を広くして2階を小さくし、1階の小さくなった部分を屋根にして
 下屋みたいにすると、屋根も壁も大きくなるから、
 その分コストがアップしますよね。」
 
 
奥様は
「和室は是非とも6畳にして床の間をつけて、昔ながらの和室にしてよ。
 あなた。」

「家が大きくなるけど、お願い。」

とご主人に嘆願。
 
 
奥様は
「私は二条城みたいなお城みたいなところがいいわ。」

私は
  あのですね。ほんとにいい家というのはね、外からは見えないものですよ。
  
  一歩門をくぐり、庭を進み、廷内を進むごとにその素晴らしさが
  実感できるのですよ。
  
  二条城も塀の外からはわからないでしょ。
  
  見ず知らずに人に外見の豪華さを誇って、
  あの家すごいねってほめてもらえるより、
  家に招いたお友達なんかにほめてもらう方が良くありませんか。
 
  外の豪華さは、お客さん自身ではないでしょ。
 
  それより、ごく身近な人にいいねって言ってもらうのが
  その人そのものでしょ。
 
  こんな家が「いい家」ではないでしょうか。
 
 
すると
「なるほどね。
 一見した大きさや豪華さよりも、
 私たちの肌になるような家ってことですね。」

と言っていただいて、今日はお別れしました。
 
 
午後は現在工事中の家の打ち合わせ。
今日は棚の高さや奥行きを決めました。

身長や入れるものによって違ってきますから、念をいれての確認です。
後は、工事に入ってから気がついたご要望をお聞きしました。

「ロフトの入り口に蓋をして、さらにはしごの出し入れをスムーズに!」

難問かもしれません。
蓋とハシゴをセットにして、蓋をつけるヒンジを考えて、
若しくは別のことを考えなくてはなりませんね。

難問かもしれません。

その他、絵を掛ける、棚を後でつくるからとの事ですので
付け鴨居を壁に設けることにしました。
 
 
打ち合わせを終えて、鳩ヶ谷のお引き渡ししたお宅へご訪問。
アンケートのお願いに訪問いたしました。
快くお迎えくださり、アンケートにもご協力頂きました。
 
 
こんな淡々とした日が続けられると、自ずと仕事も増えて
工事中の家もスムーズに進み
お客さんも幸せ。
もちろん、私も幸せです。
 
 
淡々とした日を続けられるように、
また明日も幸せのための準備に励みます。
 
 
 
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