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2007年1月13日 (土)

進歩したので幸せです

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 進歩して幸せですね
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二日続けて古い建築の話を書いたんだけど。
学生の頃を思い出しました。

若い時。
寝殿造りについての研究論文を図書館の司書に注文しては読んで,ただ勉強していた。
この文書に書いてあり,前の時代と後の時代とを比べて形式を推定すると,この平面を復元する。
と,難しく書いてあって,時間はあったから辛抱して読んでいたのを思い出します。

  
  
20070113225358_1  この論文をまとめたのが
   太田静六「寝殿造りの研究」
  本棚に鎮座しております。
  
  
  
  これ,実は復元をしているだけ。
  何故そうなったのかについては
  触れていない。
  
  
  
  何故なのか。
  その時代の家が
  現代にどういう意味をもたらすのかは
  自分で考えなくてはならない。
  
  
  
  
なにを考えるって,生活を考えるのです。

生活は生身の人間が糞しながら,
涙落としながら,
目やにをこすってふんばってつくる
ほんまの実経験。
そこには理屈はない。


だけど。私は家ってなんだろうと考えちゃう。

考えすぎだろうか。


生活を入れる器が家なんですが,逆に言うと生活が変わると家も変わる。
家の性能が変わると,行われる生活様式も変わる。

水洗のトイレがなく,お風炉がなければ,体が臭くなるからお香が必要。
今は清潔な衛生設備が完備。いつでも普通に隣を気にせずなんでもできる。

寄り添って肩をくっつけていても普通の生活。臭くないから平気なんです。

こんな例を歴史の中で拾ってきて,考えるのが,家ってなんだろうって,事だろう。


最近。こんな余裕が出てきた。

考える余裕。自分の類推をあてはめてみるすき間が生まれたように思います。
学生の頃は,とにかく手当たり次第,なんでもいいから欲求でかじりついていましたね。


年の功かしら,理論と目の前のしわくちゃをぐいっとひねって,もしかしたらこんなことなのかしら,と,思える自分がいます。

進歩しました。こう思えるのが幸せです。


    Photo_4
    
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コメント

こんばんわ

そうですね○○案とか復元にこだわってしまうのは古代中世の建築研究の常ですね。
まあ、それもおもしくないことはないんですけど、僕はtatsuroさんの意見に賛成です。

やっぱり、建築はあくまで器。その中での生活や人生を想像してこそ本当に面白いんですよね。

建築しただけでは「建物」

人が住んで「住まい」

建物ではなく「住まい=生活」の充実が本来の問題ですよね。
学術研究も大切なんでしょうが。
人があっての建物。
やはり魅力的な建物は、住む人なくして語れません。

tatsuroさんってホント勉強家なんですね~。
哲学的に家を考えたら止まらなそうですが、私も生活ってなんだろうとよく考えます。

また考えたことを教えてくださいね。

△kumaotokoさん こんばんは

こう。生活を考える歴史がいいですね。


△sugiokaさん こんばんは

まさしく学なりがたし。実際の経験と毎日の思いが重なっていい家をと。思います。


△ビルダーナースさん こんばんは

生活は 楽しい生活なんですよ。きっと。物的な楽ではなくて,血の温度を感じるみたいな,事なんでしょうか。

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