家を冷たい雨と阪神大震災で思いました
冷たい雨と阪神の地震で家を思いました。
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今日は冷たい雨で,外を歩くのが億劫です。
こんなとき暖かい家に帰り着くとほっとします。
皆さんもほっとしますでしょ。
もし,家が寒くて,帰ってもがたがた震えてしまうところだったら
帰っても誰もいなかったら,と,思うと,なんだか悲しいですよね。
思えば今日は阪神神戸の地震のあった日でした。
一瞬にして家が倒壊。こんな寒い雨も防ぐものがなくなってしまった日でした。
一瞬の出来事で寒い外へ放り出される。
こんなとき家の重要性が浮き立ってしまうのでしょう。
今日の僕は肌で,感じているだけなんだけれど。
家は,今日の雨の冷たさからくる心細さを温めてくれるのだから
ほんと,大切です。
家がなかったらと思うとね。しみじみ感じます。
雨露をしのぐのは家の最低条件で,これに反するものは今どきないでしょう。
でも,目に見えないもので,住む人をあたたかく包む。
このように目に見えない何かも,家には必要と思います。
目に見えない何か。私も説明できないけれど。
何でしょうか。
性能でしょうか。温熱環境だろうか。
温熱なら,いかつい空調の効いたビルデイングでも実現できるよね。
でも,そこで,目に見えない重要なものを感じるでしょうか。
感じませんよね。
これが,家になってしまうと,何かを感じますよね。僕だけでしょうか。
快適なホテルでも感じないことでしょう。
家って不思議です。そんなに豪華でもない。特に勝れた温熱環境でもない。
見事な美意識で統一された芸術でもない。
でも,我が家は目に見えぬ暖かい雰囲気です。
家ってこんなにも大切なものなんですね。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
いつもお互いの存在を気にしあう家で、家族でありたいですね。いるならいるで気配も感じられる仕掛けが私は好きです。
投稿: ワンマン | 2007年1月18日 (木) 01時04分
当たり前になってしまうと感謝を忘れてしまうけど、本当に生活の中にはありがたいものがいっぱいありますね。
災害はありがたさを思い出させてくれるのでしょうけど、できれば遭いたくない。
見えないし、忘れやすいけど、自分にいつも安心を与えてくれる存在ってかけがえのないものなんでしょうね。
投稿: sugioka | 2007年1月18日 (木) 08時18分
ワンマンさん おはようございます
生活をするところ,ということに尽きますでしょうか。
投稿: tatsuro | 2007年1月18日 (木) 09時57分
sugiokaさん おはようございます
災害はありがたみを思い起こさせます。
あと,sugioka's鋭きコメントもいつもは感じないものを感じさせて貰っています。今後も宜しく。
あと,ちしおツッコミは災害です。この災害も日常とは違う事を感じさせるので感謝しています。
今日はちしお's災害が起きないなあ〜
投稿: tatsuro | 2007年1月18日 (木) 10時01分
待っていていてくれる人がいる、それが家に帰ってきたときの一番嬉しい瞬間かな・・・。
どんな豪華なホテルにも叶わない、自分だけを見ていてくれる人がいる家って最高ですね。
ぬくもりというか、ホクホク感みたいなものは自分の家にしかないから、やっぱりおうちが一番です。
投稿: ビルダーナース | 2007年1月18日 (木) 10時27分
ビルダーナースさん こんにちは
豪華さでなない何かが家には有ります。
これを実感できる家を作りたいものです。
投稿: tatsuro | 2007年1月18日 (木) 16時41分
阪神大震災の被災者として、家には特別なものを感じます。
トイレ一つでも、被災地は劣悪な環境でした。震災後、本当にホッとしたのは、お風呂に入っているひと時でした。生きている実感を感じた瞬間でしたね。デザインや設備もいいけれど、命・健康を守ってくれる安心できる場所が「家」なんじゃないかなと、この日をむかえるとつくづく感じます。
投稿: gonsuke | 2007年1月18日 (木) 21時15分
gosukeさん こんばんは
あ。そうだったんですね。
大変だったんでしょうね。しかも寒い時期に。
災害が来ないのを祈ります。
投稿: tatsuro | 2007年1月18日 (木) 23時17分