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2006年11月18日 (土)

家って何?その4(斜めの人間関係)

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今日は浦和の木のギャラリー館で家づくりセミナー。
帰り際に今度の土曜日のセミナーについてご案内。
そうしたら,熟年のご夫妻のお答えが
  「私たちは子育ては終わりましたから」
スタッフが
  「そんな○○様。どなたにも参考になりますよ!」
と,お答え。確かにその通り。年代に関係なくヒントが盛り沢山。

11月25日(土)そセミナーの主題は子育て。
子育てのキーワードの一つが,斜めの人間関係。
斜めというのは,子供と父親・母親の真っ直ぐの関係だけではなく,
隣のおじさんなどとのいわば斜めの関係。

前にも書いたけど,私は父と母だけに育てられたのではない。
これは遊びもそう。後はお酒との付き合い方までも斜めの人間関係でなんとなく覚えたように思う。

私の田舎は南九州の東諸県郡高岡町というところ。このあたりでは,『なんこ』という酒の席での遊びがある。冠婚葬祭,田植えなどの協同作業,畦の整備,神社の例祭,寄り合いなどなど後は必ず酒宴となる。この酒の席でのいつもの遊びが『なんこ』だ。

田舎の家は続き間。人が多く集まるときは部屋堺の襖を外し,大部屋で会議と酒宴なのだ。当然ドアで仕切られた子供部屋はなかった。明日が試験の日でも関係なく,子供の都合は一切関係なく酒宴。しかもいつ終わるとも解らない。
子供心に
  「勉強したいのになあ」
と,思ったもの。でも居るところがない。遠くから眺めてるしかない。
すると
  「おまえ,ここに座っとれ」
と親父に言われ,廻りのおじさんたちには
  「じゃっどぉ〜 親父の隣にすわっちっ 酒でもつがんなぁ〜わら」
    (訳。そうだ。親父の隣にすわって,酒でもつがないといけない)
と言われたもの。こういうわけで,酒のつぎ方を覚え,ついでるうちに
  「おまえも、飲め!」
ということになる。ここでおじさん,おばさんたちが止めるかと思いきや
  「じゃっどぉ 飲めぇ」
  「かくれっせのんとは,駄目じゃっどん,おやん前でのんとはいいとや」
   (訳。親に隠れて酒を飲むのは駄目やけど,いま堂々と飲むのは良い)
そうこうしているうち,例の『ナンコ』が始まる。
これは,他愛のない遊び。
互いに手の中に小指くらいの棒を隠し持ち,棒の数をあてっこするだけの遊び。
『なんこ』についてはまた明日。

おっといけない,ただ遊んでるわけでもないのが,田舎の酒宴。
社会のルールの伝授や一日の反省もある。

例えば,目の前にかなりの大先輩が座っていたとしよう。そのおじさんが正座している。大先輩が正座を崩す前に,子供の私があぐらをかいたら。
すかさず,隣のおじさんに
  「なんじゃ!おまえ!!」
と,怒られる。
怒られるだけではないよ
  「今日は,ようやったな」
と,昼間の作業についてのお褒めの言葉。皆から一目置かれる長老格のおじさんからね。

長老に褒められるのだから,子供だって嬉しくて,次からも精を出したくなるよね。
長老は
  「どこの むひこやけ?」
   (訳。誰の息子だったかな)
  「○○の長男です」
  「○○の一番めけ」
と。ここで長男の意味もはっきりしたような,気がする。

今日は何が言いたいかというと
小さい頃から,大人の遊びのなかに半ば強制的に,加えられた。
誤解されては困るけれど,子供に酒を飲ませろと言ってるのではない。
大人の世界に子供が参加させられたわけ。
私もそうだったけれど,大人たちは何を言ってるのだろうと,聞き身を立てていた。そうこうして,少しづつ大人になったように思う。

だから,家づくりの打合せの時も,子供たちに聞かせてほしい。子供たちもかなりな興味で聞いてくると思う。そういえば,模型を持っての打合せの時など,子供たちも興味津々に覗き込んでくる。
  「僕の部屋はママ」
  「ここ,どうなってるの」
  「そこはね ○○君 戸があって何時もは一部屋だけど,開けると大きい・・」
と,まじめに答える工務店の親父がいるのである。
また,工事中には,職人の仕事を飽きもせずにじぃ〜っと眺める子供たち。
だから,父親・母親以外の大人を見せるまたとない機会となるはず。
最初に言った斜めの人間関係を体験させるまたとないチャンス。
斜めの人間関係についてもっと知りたい方は今度の土曜日のセミナーへお出でください。
詳細は<ここをクリック>してセミナーの詳細ページでどうぞ

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コメント

こんばんわ。
なんだかほのぼのしますね~。思わず「くすっ」と笑ってしまいました。そうですよね、小さい頃は大人がなにをやっているのか気になって、いろんなことを教えてもらった気がしますね。

私も父の晩酌に「もう寝なさい!」と怒られても、なんだか大人だけの時間が楽しそうで、いつも晩酌の時は、わくわくしました。

今思うと実はその時間が学校の悩み事の相談だったり、今問題になってる「いじめ」もそんな時間の中で解消していったんじゃないかなぁって思いますね。「あ・・私にも大事な家族がいるんだなぁ」とか思ったりもしましたね。
だって、他人同士が集まるところなんて、いろんなことがあって当たり前ですですものね。
家や家族がそういった問題を一番なくすんだと私は思いますね~。
また遊びにきますね~♪

池田さん おはようございます コメントどうもです。
一昨日関本さんが弊社に来られたのですね。実はその日は私ダウン。(関係ないか)
そうそう。田舎の台所は土間でかなり大きかった。今はもう床を張っちゃったけれど。今でも正月、お盆、法事のときなど、大きい台所が大活躍。
この中で、ご婦人方は、男どもとはまた違う世界を作っていますね。この中には、男の子は入ってはいけませんでした。
男社会のような長老がいて、親分がいてみたいな、たてルールはないようでしたね。台所ルールみたいなものがあるようです。
奥様たちの話も面白いので、これも近々書きたいです。
また、遊びに来て下さいね。
それから、越谷のファンホームさんとイベントが重なってしまいまして少し残念です。

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