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2006年10月24日 (火)

六韜の大将の話

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           今日は六韜の大将の話
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六韜という本の中に将軍の資質について論じているところがある。

将軍には五つの資質が求められ,十の欠点が考えられる。

五つの資質は
  勇 果敢に行動するから,だれも犯しがたい
  智 事の是非を明らかに判断し何の惑いもなく,だれも混乱させない
  仁 人をいつくしむので人々からもしたわれる
  信 約束を守り人々を欺かなず,人からの裏切りもない
  忠 二心がない

十の欠点は
  勇敢すぎて自分の重責を忘れ死を軽んずる
  短気でせっかち
  欲が深くて財貨に目が眩む
  思いやりがかえって敵につけこまれる
  知略はあるが臆病
  自分が誠信だから誰でも信用する
  清廉潔白過ぎて度量が狭く人を許せない
  思慮はあるのにのんびりして決断力にかける
  剛直で自信過剰のため何でも自分でしようとする
  惰弱なため何でもすぐに人に任せてしまう

と。書いてある。ひとり,うなる。これ全部身についていたら完全無欠ではないか。
長所の裏には必ず欠点が潜んでいる。そうは言ってもしようがないではないか。

勇であれば果敢に適中に死をおそれず突っ込むし,
勇であるなら非は認めないから短気。

仁ならば人を思いやり,他の人につけ込まれ騙されることもある。

知略が秀でれば先々まで見通せるから,足がすくむこともあるだろうし。

必ず約束を守る人ならば,いい加減な人を許さず。

という具合だ。

でも,人の正体を言い当てて妙だと思う。

待てよ。自分はひとり。だけど人と関る一人の私。この五の資質と十の欠点は,ひとりで生きるための教則だろうか。違うような気がする。多分。一人の人間の能力とは考えず,他者との関係を交えて読み替える。自分なりに勝手に解釈するか。

勇であって,自分ひとりの勇ではなく,我が身の勇を廻りに波及させるため他の四つの資質をもって人を勇気づけよ。

智があるならば,智を我が身の栄達に利用せず,先々の人の思いが見渡せるのだから,人のために智を使い,人に道を描いてみせたら,お役立ち。

仁により人を思いやるとうのは,暖かい保護でなない。時には厳しく叱咤する厳父である。厳しさは時に人の邪悪な,ずる賢い面を浮かび上がらせるのかな。

約束を守るのは自分で良い。人に同じことを求めすぎるな。ギブ・アンド・ギブ。ギブ・アンド・テイクはひとまず忘れてみよう。

二心ないようにいつも真っ直ぐにして,曲がったものは受け入れない。こうすれば,いい加減な信任はしないかな。

みたいに,考え直そうか。

ここまで考え直して思うのは,
自分は差し置いて人のために行動し考えをめぐらしたまえ。
人の役に立つ自分であれば,長所が長所のままになる,と,言えるかな。

果たして,人のために生きているかな,と,考えるとき,そうしてるかな。
お客様のためにと言いながら,自分の利益を優先してないか,と,自省する。
お客様とクレームが生じるのは,自分を先ず自分を考えるので長所が弱点になっちゃうんでしょう,きっと。

今日,お客様から電話を頂く。声にいらいらを感じる。ここが不信,と,クレームというか怒り。もう,信用してるのに期待を裏切るのと,電話がうなる。

電話をきってから落ち込む。こんなに親身になって動いているのに。常に良くなるようにと工夫をしてるに。何故,解ってもらえない。と,腐ってしまう。

でも,大事な家づくりなのだから,このままではいけないと思い直し,現場へ急行しお客様に会いに行く。

これで,どうなったかはわからないけれど。
不安一杯のお客様の前に,怒りで一杯のお客さんの前に,
私が突っ立って全部を聞くことが,今日できた精一杯の事だった。

このつらい日に六韜をとって,第三巻 竜韜 第十九 論将を開いてみて,少し思ってみたら,少しは明日が見えたような気がします。

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コメント

怒りをぶつけられると落ち込みますね・・・。
でもここは考えどころ。
どーでもいい相手には感情はぶつけません。
好きでも嫌いでも、ほんの少しの期待があればこそ相手は感情をぶつけてきます。
わかっていても受け止めるのはつらいでしょうが、受け止めてあげてくださいね。

わかってもらおうとするより、ただ受け止めようとする方が、きっとお互いもっと楽ですよ。
人は誰かに認めてもらえた、それだけでうれしいものですから。

ビルダーナースさん。コメント有り難うございます。
人の感情は,捉えどころがないけど,気にしている相手や認めてもらいたい相手に,感情をぶつけてくるんですね。感をぶつけて,嬉しくなってもらうように,受け止められるようなに日ごろの私は,ゆったりとしていたいなと思います。

お話、非常にためになりました。ありがとうございます。tatsuroさんは考えの深い方ですね。こちら側がお客さんのためを思って、いろいろと配慮しているのに、それがわかってもらえず辛いところですね。また明日頑張ろうと思える書っていいですね。
 

gonsukeさん。こんばんは。
私はいっつも,壁にぶち当たりです。なんでぇ〜の連続です。
でも,すこ〜しは前に進みたい,これだけなんです。

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