若武者
今日は自然回帰の家の若武者の話
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先日の事。
現場へ出かけ,お客さんと天井の高さなどについて打合せをしながら,現場の棟梁とも打合せや検討の話。
これが終えて,いざこれから作るぞ!の体制に入り,棟梁のもとで仕事をしている若手の大工に,棟梁があれこれと指示をしている。
指示を受けている,若手の大工は,真剣そのもの。
棟梁があれこれと指示を出しているときは,私のような机の上で働いている人間は入り込む余地はないほどに緊迫します。
こんな状況下ではお客さんも声を出せません。無論私も脇から見ているしかありません。
この部分の高さは二千四百。壁からここまで三百五十。
そしてここからは二千五百。高さのここは塗り。
ここより下は漆喰。壁はパネル。
仕上げがここで変わるから廻り縁をその柱からこの端まで入れる。
これを聞いている若手の大工は,頭の中に仕上がった状況を必死で思い描いて,集中している様子。
ということは,廻りぶちは,ぐるうっと二千五百に位置にくるわけですね。
この時,お客さんが,
棟梁!
と,声をかける。
ちょっと待って。今は。
と。
で,また振り向いたら,若手の大工はますます神経集中。ここで間違えちゃったら大変だ!と言わんばかりに,こちらの角あちらの角を凝視している。
いやあ。この時の若手の大工は,若武者のように凛々しい姿。
この若武者,いつもお客さんにほめられる。
あの若い大工さん。礼儀正しくて気持ちいいわ!
と,常に絶賛。
若武者はいつも
てぇがぁ〜 ちょっと降りてこぉい
てぇがぁ〜 あすこは仕上がりで百八十だぞぉ まちえがんなよ
と,呼ばれて,機敏な行動で親方の棟梁に答えている。
しかも,若いながらも,私にも注文をつける。しかも言っていることは常に正しい。
棟梁の指導が正しく,指導を真剣に受け止めて,自分で解釈しなおして仕事に励んでいからだろうね。
まさしく若武者。
自然回帰の家はこんな若武者に支えられている。もちろん若武者が武者に育つように棟梁の指導はいつも厳しい。
こんなふうに自然回帰の家は見えなくる部分も若武者と棟梁によって真剣に造られています。

こんな家の匠の会秋の一斉見学会 吉川の自然回帰の家H邱・構造見学会は明日。
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是非,足をお運びくださいませ。

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コメント
こんばんは。
良い感じですね~。
とても現場の雰囲気が伝わってきました。
そんな棟梁さんと若武者さんのような方に、私も家作りしてもらいたいですねw
投稿: oya | 2006年10月22日 (日) 04時59分
tatsuroさん
コメントありがとうございます。いやー読んでいて、そのシーンが頭の中に浮かびました。そのような大工さんに支えられている工務店さんはうらやましいです。プロ意識の高い組織には、本当の職人さんが集まってくるのでしょうね。長年建材営業をやってきましたが、そのような緊張感のある現場には、あまりめぐりあったことがありません。でもこれこそプロの現場なんですよね。これからもよろしく御願いします。
投稿: gonsuke | 2006年10月22日 (日) 12時24分
oyaさん
コメント有難うございます.oyaさんの家作りがうまくいくように陰ながらお役に立てればなと思います。また、現場の雰囲気を伝えることが出来たようで、うれしいです。
投稿: tatsuro | 2006年10月22日 (日) 17時25分
gonsukeさん
コメントありがとうございます。現場の雰囲気を表現したくて記事を書きましたが、目的を果たせてうれしいです。私もほんまもんのプロ集団を目指して精進します。今日、匠の会秋の一斉見学会がありまして、弊社の見学会には18組のご来場を頂きました。お客様に感謝です。正直1・2組だったらどうしようかと、ハラハラでしたが、ほっとしています。今後ともよろしくお願いします。
投稿: tatsuro | 2006年10月22日 (日) 17時31分