津田左右吉歴史論集
今 カバンの中に
岩波文庫 津田左右吉歴史論集
なるものを入れて
通勤途中の電車の中で読んでいる
なんだか難しく書いている
著者は社会通念上 常識となっているような考えを
鵜呑みにするなと
言っている。
例えば
東洋精神の真髄たる日本精神を宿した日本民族
これなど、どれもこれも曖昧。
どこまでが東洋で、その精神て何。
日本精神はいつの時代の事。
古代、中世、近世、近代と考えは移り変わる
だから日本精神は人の生きている時と一緒にして考えるもの
固定化した考えで言い表せるものではない。
日本民族にしてもその生き方は常に変化している。
変化を続ける力があるので民族といえる。
などと書いている。
簡単にすると
活力ある人は
頑固な頭を捨てて、人の話はその人の周りの状況などを感じて理解し
常に明日に向かい変化を続けるものだ。
と、言いたいのかな。
そう
自分自身の偏頗な
小さい頭の中の
ゴミなんて
何の意味もない。
よく、三度目の正直とか、仏の顔も三度まで、とかいうけれど
昨日より進歩できない今日とか
これ前にも失敗したよな
というとき
変化を押しとどめるのは
自分のわがままだよ、ということかな。
変われないのなら、もうおしまいだ、ということだよね。
人様から指摘されたら
素直になろうと思う
このごろです。
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