昨晩はK氏に多くを学びました
昨晩。構造設計家の山辺先生とお客様K氏と打ち合わせをしました。
と、いいますか。私の不手際を説明し、どのようにしたら、初期の性能を確保するか
との、K氏への説明です。
K氏は納得しないと前には進みません。
ま、いいじゃないですか。全部お任せください。
どっちでもいいでしょう、性能はおんなじですよ。
なんてのは通用しません。
しかもK氏の納得のしようはプロ顔負けです。
構造計算書を何度も見直して、
「ほんの少しですが、あ!こういう意味か!」
と、思われたそうです。
私など難しいから、どうせわからないから、と、お客さんのように穴があくように見ることはありません。
今日もこんな調子で・・・・・・・
当初、旭硝子製の高断熱遮熱ペアガラスを同等品で変更見積書を提出しましたら
どの会社の、どの製品、なのかはっきりと示してください
と、メールでご質問です。
私も丁寧にお答えしました。その結果、K氏は明確な理由によって、
やはりペアガラスはこれにする
との、回答をされることでしょう。
この論理性は土地探しでも発揮。
”家を建てるのに良好な地盤かどうか”
を、土地を購入するときの判断基準にされたのそうです。
都内の地形を頭に入れて、高台にある地点がまず候補。
さらに、区役所に行かれて、ボーリングデータを見て、土地を決めたとの事でした。
土地探しの時点から、私たちプロと同じ点から家作りを考えて、始められてます。
ということは、私たちは、こんなお客さんよりはるかに高い良識と見識を持たなくてはなりません。
当然といえば当然のこと。
K氏のご職業は税理士。税理士協会には全ての税理士が会員とならなくてなならないのだそうです。
税理士協会の会員でないと、仕事ができないようになっているんだそうです。
この点、建築士会は任意の加入でよく、この点は大きく違います。
また、税理士は常に技術向上のため、協会で勉強もするんだそうです。
「各人の技術が高くないと、税理士全体の信用がなくなりますから」
との事です。
まさしくそのとおり。今後、私も技術向上のための自助努力を怠らぬようにしよう!
というわけで、昨晩はK氏に多くを学びました。Kさんありがとうございました。
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