なかのひと


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2006年2月の13件の記事

2006年2月27日 (月)

家はみんなの家です

 家づくりには,一体どんな人がかかわっているのでしょうか。
 まず,私のところはこんな家をつくってます,と,懇切丁寧に情報を発信する人。お客さんからの電話をとって取り次ぐ人。お客さんに資料を届け,お手紙を書き,夢や希望を聞く人。要求する家を形にする人。できた形から予算を計算する人。契約書の準備をする人。契約約款にお客さんの住所,建築地を記入する人。着工する前に再度,家の内容や図面・見積書を吟味する人。遣り方をする人。基礎の施工図を描く人。柱や梁の組み方を決める人。暑くても寒くても軸組みを組み上げる人。建前がうまくいくように段取りをする人。暑い夏の炎天下でも屋根を葺く人。仕事がスムーズに行くように材料を発注し運ぶ人。伝票を監理する人。床を貼り仕上げの下地を組み上げる人。家の造作材を作業場で根気強く刻む人。刻むための機械に油をさし,いつもきれいに磨き上げている人。寒い日でも風の強い日でも外の壁を塗る人。建具の寸法を測って,一つ一つ違う建具を文句もいわず作り上げ,建て込む人。重たい畳をつくって運んでいる人。掃除をする人。家の高いところの木に塗装をする人。電気工事の人。配管をする人。器具をつける人。
 などなど,いろんな人が家づくりには携わります。
 いなくてもいい人は一人もいません。どの人も大切です。家は人がつくっていきます。しかも,一人では作れません。そう,一人ではなんにもできません。
 誰かがどこかで家づくりのため,何かをしています。誰かが足を運び,誰かが電話し手紙を書き,図面を書き,見積し,段取りして,誰かが手を動かして作っています。家は一人のものではありません。一人で作るものではありません。
家はみんなの家ですね。

2006年2月26日 (日)

本日上棟

今日は私の担当ではありませんが、浦和で建前の日です。朝から冷たい小雨です。そこで担当の現場監督Y女史は朝からてんてこまいです。せっかく建てた家を雨から守るために、屋根にシートをかけるべく、2間×3間くらいの大きなブルーシートの手配におおわらわです。寒いですから大工さんたちが暖を取るためにストーブを会社にあるもの全部を車に積み込みました。お湯をストーブの上で沸かすのに目に付いたやかんと鍋を大急ぎで車に積み込んでいます。大変ですが、上棟の日は目出度い日ですからできる事なら順延したくありませんよね。お客さんもこの日を楽しみにして指折り数えてお待ちなのですから、日を延べたくありませんよね。寒くて大変ですが、大工さんお願いします。そして、Y監督さんもお疲れ様です。あとは、天気が好転してくれるのを祈るだけです。

2006年2月25日 (土)

薪ストーブを囲んで

20050225
今日はさいたま市緑区中尾の通称栗原村で、マキストーブを囲んでのイベントを行いました。弊社でストーブを入れているファイヤーワールド永和さんの協力のもと、にんじん、たまねぎ、ジャガイモを参加していただいた男性に、下ごしらえをしてもらい、ダッチーオーブンという煮物用の厚手の鋳物なべですね肉と一緒にストーブの上でゆっくりと加熱。これを食べながら、ストーブのお話や木の家の暖房のお話などが和やかな雰囲気の中で進んでいきました。野菜は有機の野菜です。このほかに有機のお米をたいてシンプルなおにぎりを召し上がっていただきました。おいしかったですね。有機もあるけど薪ストーブの威力でしょうか。
木の家には輻射熱による暖房がもっともふさわしいと思います。その中でも薪ストーブが最もよいでしょう。その中でも、昔のダルマストーブより、厚手の鋳物で作られた薪ストーブが優れています。この薪ストーブが暖房機として最も良い状態は、厚手の鋳物であるストーブの表面が350℃位になる火の状態です。このときのストーブ内部は薪が炭の状態なり薪からのガスがゆらゆらと静かに燃えている状態です。このときはほんとにあったかいです。もちろんストーブに手を突くと火傷をします。でも、煙突は二重になっているので普通に触れる程度です。ストーブ本体からの放射する熱が家を暖めてくれるわけですね。

薪ストーブのイベントがスタート

ファイヤーワールド永和さんを迎えてイベントがスタートしました。20060225102134.jpg

宮原さんの家具

2月28日まで浦和のギャラリー楽風で栃一枚の長いデスクが見られます。素敵な家具です。必見ですよ。
楽風は築.100年の納屋を生かした日本茶喫茶・ギャラリーです。
楽風は
さいたま市浦和区岸町4-25-12
℡048-825-3910
です。是非見て下さい。20060225003454.jpg

2006年2月24日 (金)

物入れの中

monoire
これは、近く完成する家の子供室の物入れ・クローゼットです。和室の納戸の中も同じ感じです。物入れの中といえども手を抜かずに自然素材です。実際に張ってあるのは栃木県産の杉板です。暑さは11.5mmです。もちろん普段は目に付かないのだからクロスや合板を使ってコストを抑える事も考えられます。だけど、コストを選択するか、一生住み続けていく家の安全性を選択するのか。この家の施主は合板を否定し、杉板による安全と少々のコストアップを選択されました。賢い選択だと思います。

2006年2月21日 (火)

左官

これは左官職人の塗壁の最後のコテです。仕上がりが平滑になるように息をこらしてコテで押さえています。声をかける事などできない緊迫した姿です。脇から息を潜めて見ているしかありません。完成が楽しみです。お客さんもきっと喜んでくださるでしょう。20060221161359.jpg

2006年2月20日 (月)

越州

今日は私の担当ではありませんが、建前でした。午後は冷たい雨で大工さんは大変だったでしょう。このお酒は大工さんへの振る舞い酒のおすそ分けです。
壱の越州 です。舐めながら飲もうと思います。施主さんに感謝です。大工さんありがとう。20060220194537.jpg

配筋検査

今日は朝から配筋検査です。いつものように丁寧にきちんと作ってあります。鉄筋の径や本数もごまかしません。故に検査も合格です。20060220094044.jpg

2006年2月11日 (土)

素敵なS女史

昨日、Y事務所のS女史と構造の打合せをしました。この家は、構造的に難しい家で、特に構造家として著名なY先生のお力を借りることにしました。難しい家ですので、当然構造設計には専門技術と構造家としての職業的センスが必要です。パソコンソフトに乗せてのおざなりな構造計算では、家の信頼性を約束できないと思ったからです。

きちんとした家の構造体を具体化するには、高い技術と高い職業的センスへの対価がどうしても必要です。お客さんから見れば、少々コストアップにはなります。でも、家の耐震性を確かめ、納得のいく構造とするには、どうしても必要な経費です。高い技術を持つ人には、高い人件費が当然のことでしょう。逆に、巷で流れる耐震偽装をするような者には、設計料を支払う必要なないでしょう。もちろん机上で作業はしたのでしょうが、家の骨格は作業の繰り返しではっきりするわけではありません。家の骨格をきちんと整理するには、経験と確かな技術が不可欠です。反対に、高い技術と視野で、このように設計された家のチェックをして欲しいものです。現状では、優れた構造家の構造計画と計算書をチェックする機能は、お役所には有りません。ただ、何かを指摘して訂正を強要しないと、まずいと、というような感じです。

 ということは、家を造る側の自己責任と自助努力しかありません。昨日お話をしたS女史は責任感の固まりみたいな素敵な方です。以前、古い木造校舎の改修を手がけた時に、現場で非常にお世話になりました。S女史の構造的技術と女史特有の責任感がなければ、完成し得なかった現場でした。私からの我が儘やら、構造はそういうけど現場での実際の作業は出来ません、と、申し上げると、いつも、あっと驚くような構造的回答を頂きました。今でも、このときの感激を忘れません。

今回、S女史と仕事が出来て、ほんとに嬉しいです。S女史、宜しくお願いします。

2006年2月 8日 (水)

棟梁ご満悦

33 今日、この家を造ったT棟梁と一緒に、おばあちゃんの為の廊下の手摺りを付けに行きました。
T棟梁は朝一番から、お客さんに、「良く来てくれました!棟梁に会いたかった!!」と、お出迎えされていました。手摺りはT棟梁が手際良く付けてくれました。T棟梁に感謝です。
作業が終わると自分で造った家が気になる様子で、チェックしてまわるT棟梁。写真は和室の大黒柱、廻り縁、イナゴ天井が集まるところです。指を指して、「ほらだいじょぶ!」と胸をはって、ご満悦です。
お客さんは、幸せです。こんなに自信があり腕のたつT棟梁が丁寧に造った家にお住まいなのですから。

2006年2月 7日 (火)

論語の言葉

こんな言葉があります。
 『学んで思わざれば即ち暗く、思うて学ざれば即ち危うし』
論語にある言葉です。

これは
本で勉強したり、人に聞いたりして得た知識は、自分の言葉にし、実際に試し、行動を起こさなければ、はっきりしない。学んだ事は自分の血肉にならず、身近な人に理解されるような人になれない。また、自分の考えを良しとし、この考えを下に強い働きをして、今まで成功を収めていても、己の考えを過去の歴史や他人の意見を耳にしながら系統立てて思いを巡らしたり、少しずつでも他人に分かりやすく説明出来るように勉めていかないと、どこかで躓くから、独りよがりは、危険です。
と、いう意味だと思います。

世の中には腹立たしい事が一杯です。腹に立つことをその場で、それはけしからん、と言い喚いても、それだけのことです。何がいけないのか、自分の頭で考えてみて、一つ一つはぎ落とすように明確にしなくてはいけないでしょう。丈夫な本物の木の家が良い家。これは、ただ、頭の中にある単なる知識かもしれません。丈夫ということはどういう事なのでしょうか。このように作っているから丈夫です、と、分かりやすく言葉にしてこそ、丈夫な家を造ることが出来ます。これが、はっきりさせる事です。

工務店はいつも真面目に家を造り、廻りの信頼も得て、何十年もきちんとやってきている。うちは大丈夫だ。というのは、即ち危うし、かもしれません。確かに手作りで、丁寧に仕事をし、信頼も大きい工務店は多くあります。でも、論語の言葉を聞かないと危ういかもしれません。注文して建てる家は、契約書を取り交わした時点では、家の影の形もありません。目の前にお金を出して手に入れるはずのものが、何にもありません。こんな状況で、お支払いしていただくのですから、これは考えると大変なことです。

私の作る家は丈夫です、と、いうだけでいいでしょうか。何故丈夫なの、というのが自然な流れだと思います。これに対する答えを用意したいものです。

食べ物の世界でも、きちんと検査をしているから安全です。国の認めたものを使い、決められた量以下しか使っていません。だから安全です。生産地をラベルに示しているから安全です。でも、どのように安全でしょうか。

添加物の入ってない食品も安全な事は分かっています。食べ物の世界でも腹立たしい事が日常的に起こっています。身近で採れる自然の材料だけで作れば、世間を騒がす事も起こらないし、安全です。でも、どんな風に食品は安全なのでしょうか。このどんな風にを、我が社の女性社員は試しています。

なんと、味噌を大豆の豆から手作りしようとしています。これこそ、『学んで思わざれば云々』が分かっている姿のようです。まさか面倒な味噌作りをやろうなんて、私は思いもつきませんでした。こんな彼女たちを私は尊敬しています。

私は建築の勉強もし家造りのプロと自負はしています。でも、家造りよりもっと身近な食べ物の世界では彼女たちには遠く及びません。彼女たちの行いを、傍らで見たり聞いたりして驚いています。

2006年2月 3日 (金)

おいしそうでしょ

Sichu
これ、おいしそうでしょ。実は私がつくりました。冷蔵庫に牛のすね肉、にんじんがあったのでつくってみました。すね肉は塩こしょうをして、小麦粉をまぶして、焦げ目を付けました。にんじんとタマネギとジャガイモを適当に切って、バターを溶かした圧力鍋に放り込んで、野菜を炒めた後に、焦げ目を付けたすね肉を入れて、ワインを瓶の半分どぼどぼ、少し水、リーフを入れて、フタをして30分。火を止めて圧力が抜けたら、デミグラスソースをどぼん。圧力鍋のフタをして、たぶん20分。蓋を取って、塩とこしょうで味を調えながら、30分くらい煮込みました。まあ、食べられるビーフシチューが出来ました。

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